今回お招きしたのは、最近話題になっているネット広告のニューウェーブ「RSS広告」において、日本のパイオニア企業としてご活躍されている株式会社RSS広告社 代表取締役社長の田中弦氏です。 ■ 新しいコンテンツマッチング型広告「RAWS」に注目 ─本題に入る前に、簡単に自己紹介をお願いします。 田中氏 いろいろな会社を経験しているので説明が難しいのですが、まずソフトバンクに入社して「ブロードキャスト・コム(編集部注:音声や動画などのオンデマンド配信とホスティングサービスを展開。2000年にヤフーが吸収合併)」を立ち上げました。その後、ネットイヤーグループの立ち上げに参画し、3年ほど経営戦略に従事しました。 そして2004年5月に現在所属しているネットエイジに入りました。まず、ケータイのアドネットワーク販売事業を立ち上げ、その後に新しいプロジェクトとして、2005年4月にRSS広告社を立ち上げる
今回のゲストは楽天株式会社マーケティング本部の光枝部長です。最近Webサービスを発表したり、Web 2.0への取り組みを表明するなど、自社の“2.0化”を加速しているようにみえる楽天ですが、Googleの侵攻やアマゾンのモールビジネスの取り組みなど、さまざまな環境変化にいかに対応していくのでしょうか。お話を伺いました。 光枝 仁美 楽天株式会社 楽天市場事業ビジネスユニット マーケティング本部 ユーザマーケティング部 部長 福岡県生まれ。 1997年カルチュア・コンビニエンスクラブ入社。 直営店運営、全国の出店インストラクター、SV職と現場を渡り歩き2000年楽天株式会社へ入社、ECコンサルタントとして従事。 ファッション事業部、キッズベビーマタニティ事業部長、コスメフレグランス事業部長、ダイエット・ウェルネス事業部長を経て、2006年4月マーケティング本部、同年9月ユーザマーケティング部
今回のゲストは、モダシンさんこと、アイビィ・コミュニケーションズの永沢社長です。ブロガー仲間からは親愛を込めて、彼のブログであるModern Syntaxからモダシン(モダンシンタックスを略してモダシン)と呼ばれる永沢さんは、元NeXTという経歴の持ち主です。 永沢 和義(ながさわかずよし) 1963年 宮城県生まれ 商社、外資系メーカー(NeXT)、VCを経て、有限会社アイビィ・コミュニケーションズ 2003年よりModernSyntax BlogとBlogを結ぶサービス『BlogPeople』を立ち上げ、第4回Web人賞を受賞 小川氏 こんにちは。モダシンさんと呼んでいっていいですかね。 永沢氏 はい。 小川氏 自己紹介してもらっていいですか。 永沢氏 モダシンです。 大学は、情報工学科で、当時はメインフレーム、フォートランなどを使っていたわけなんですけど、曲線などの科学技術計算ばかり
「グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する」や「ヒルズな人たち―IT業界ビックリ紳士録 」などのヒット作を次々に発刊するジャーナリストの佐々木俊尚さん。月に10本ほどの連載を抱える佐々木さんの“戦略”とは――。 年間4冊の本を出版し、月に10本ほどの連載を抱えるジャーナリスト、佐々木俊尚さん。著書「グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する」や「ヒルズな人たち―IT業界ビックリ紳士録」などヒット作を世に送り出すその戦略とは――。 普段は温和な佐々木さんだが、時折鋭い目つきをすることがある。元々毎日新聞の事件記者だったと聞くと「なるほど」と納得してしまう。新聞社を辞めたのは脳腫瘍を患ったことだ。夜回りなどをして特ダネを追いかけることに疲れ、1999年10月にコンピュータ系出版社のアスキーに転職した。学生時代からパソコン通信が趣味だったこともあり、コンピュータに特化した専門情報を
スウェーデン政府が大使館を設置してみたり、あのmixiが新卒採用の新しい手段として活用してみたり、と従来のインターネットサービスの枠を超えて大きな盛り上がりを見せているのが、米国リンデンラボによる「オンラインバーチャルコミュニケーション」Second Life。 インターネットの中に用意されたバーチャルな三次元空間の中を、自分が作ったアバターが動き回り、他のアバターとのコミュニケーションや様々な商取引(車を買ったり、土地を買ったり)ができるという、従来のサービスと大きく異なるその特性が受けて、すでに世界で400万人とも言われるユーザを集めているのはご存知の通りです。 このSecond Life、PCでもかなり「重い」印象があるのですが、それと同様のサービスを携帯電話で展開しているのが、ソフトバンクモバイルの「S!タウン」です。ソフトバンクの端末、かつ新機種でしか使えないサービスというこ
「6歳のころの空想力、創造力を忘れないように。それが道を切り開き、会社では推進力になる」とハイエック氏は力説する スウォッチグループの会長、ニコラス・G・ハイエック氏は壊滅状態にあったスイス時計業界の救世主である。 80年代の初め、スイス時計業界は日本のクオーツ時計のせいでほとんど壊滅状態にあった。そのとき、安価だが機能、デザイン性にすぐれたスウォッチ時計を発売してスイス時計業界を救ったのが、当時工業コンサルタント業務を行っていたハイエック氏だった。その後、18の時計ブランドを統合し、スウォッチグループを創立したハイエック氏は、同時にダイムラー・ベンツとともにに小型車「スマート ( Smart ) 」を考案するなど、絶えず革新的なアイデアを打ち出し続ける「巨人」である。銀座の新しいビル、今後のグループの戦略、スイス時計業界など、ハイエック氏ならではの哲学を語ってもらった。 swissinf
人気の記事 1主流になりつつある「自分でデバイスを修理」--iFixitが大いに貢献 2024年03月15日 2新型「iPad」、2024年モデルなど--週間人気記事をナナメ読み(3月8日~3月14日) 2024年03月15日 3トヨタとポケモン、ほぼ実物大かつ変形可能で動く「ミライドン」--日比谷で展示試乗も 2024年03月15日 4 (復旧)楽天モバイルで通信障害--「LINEを送れない」「特定アプリが使えない」の声 2024年03月15日 5新型「iPad Air」「iPad Pro」、3月末~4月に発売か 2024年03月12日 6ISTと桐蔭横浜大学、透明ポリイミドを用いたペロブスカイト太陽電池を共同開発 2024年03月14日 7モトローラ、2万円強のエントリースマホ「moto g24」--8GB拡張できる「RAMブースト」搭載 2024年03月13日 8マイクロソフト、「C
ケータイの深層 【キーマン直撃】 au、Wii、ニンテンドーDSも採用したフルブラウザ「Opera」はどこがスゴイのか? Webブラウザ「Opera」は、1994年から開発が始まり、パソコンだけでなく携帯電話やPHS、PDAなどのモバイル、さらにはゲーム機やミュージックプレーヤーなどの組み込みデバイスといった、ネットワークが利用できるさまざまな機器上で動くWebブラウザを目指している。Opera Software ASAは、言うなればWebブラウザの“スペシャリスト”企業だ。 ▲ Opera Software ASA社の技術部門副社長Christian Krogh氏。Operaといえば、創業者でCEOであるJon von Tetzchner氏が大西洋横断にチャレンジしたりと有名だが、Krogh氏も技術部門を統轄するキーマンだ。いろいろな質問に対して、非常に気さくに、そして楽しく答えてくれた
注目すべきは、やはり1位と3位の作者が「2ちゃんねる」となっていることだろう。6位の「寿司とマヨネーズ」も実は、ネット発の書籍。これらはいずれも、バジリコの提供する「ネット発!MEETS & LOVE - 文庫」の作品だ。 ミュージック・シーオー・ジェーピーの野辺名氏は、こうした作品がランキング上位に入ったことを「予想以上の反響。驚いている」と話す。 「セカチュー、PLATONIC SEX、天国の本屋という“3強”を抑えて、トップに立った。早急に結論付けるわけにはいかないが、『携帯でネット発のコンテンツを配信するなんて……』という否定的な見方が、必ずしも正しくないことを示した」 ホームページから誕生する書籍 下地になるような現象は、あった。Web上の文章をもとにした紙の書籍が、出版界で市民権を獲得しつつあるのだという。自社のホームページで「ネット本」というジャンルを用意しているバジリコの中
日本のモバイルCGMの夜明け - 「魔法のiらんど」(1) 公開日時: 2006/02/20 19:42 著者: 松村太郎 「魔法のiらんど」というサービスをご存じだろうか? つい最近までMSNのブログサービス「MSNスペース」にロゴが露出していて記憶に残っている方もいるかもしれないが、この媒体をお読みの方の中で使ったことがあるという方は少ないのではないか。僕はこの「魔法のiらんど」は日本におけるケータイのCGM(Consumer Generated Media)創成に大きな役割を担ってきたと考えている。そこで昨年、「魔法のiらんど」を運営する株式会社ティー・オー・エスを訪ね、同社の取締役 冨永政雄さんと、広報 伊東寿朗さんにお話を伺ってきた。 「魔法のiらんど」は2005年12月14日でちょうど6周年を迎えたそうだ。スタートは1999年12月にさかのぼる。ケータイをメインのメデ
品田所長「やあやあ、平山君、最近流行りのケータイ小説を読んでいるとか……」 平山「はい。何事も勉強です。昨日は寝ないでヒット作を一気に読みました。あー疲れた」(平山が読んだ作品) 品田「感心、感心。で、どんなことが分かったの?」 平山「うーん……。あれって、本当に“小説”なんですか?」 人気のケータイ小説の代表作を読んでみた私、平山が気付いたことは、物語にいくつかの共通点があるということです。 【共通点】 実話をもとにした話で、主人公の恋人(または想いを寄せる相手)が最後に死ぬ。 主人公の人生が波乱万丈。インパクトのあるシーン(レイプ、自殺、妊娠、傷害事件、売春)が頻出。 ストーリーが大味。良く言えば分かりやすい。 主人公は悲惨な体験をしながらも、ポジティブに生きている。 品田「ふーん、おもしろいね。それで?」 平山「いまどきの女子中高生って強烈な刺激を求めているのかな? まだ若くて心が未
2000年4月にスタートした「シブヤ経済新聞」(シブ経)は、ネット上の広域渋谷圏におけるビジネス&カルチャーニュース新聞として注目され、そのページビューは現在では約100万ビューまでになっている。最初たった一人ではじまった「シブヤ経済新聞」は、現在はそのネットワークが広がり「みんなの経済 新聞ネットワーク」(みん経)として18都市で展開されている。今回は「シブヤ経済新聞」の編集長であり、ネットワークのディレクションを担当している 西樹氏に話をうかがった。 ーー「みんなの経済新聞ネットワーク」について教えてください。 ●西:当初は「シブヤ経済新聞」だけだったのですが、その後、横浜、六本木、天神と広がってきて、現在は20エリア都市になっています。「シブヤ経済新聞」を続けている間に、渋谷という街といろいろな縁ができてきて、それがとても楽しいということを、いろいろな人に話していたら、たまたま横浜の
「これからは海外での日本製アニメビジネスのやり方を根本的に変える必要がある。我々の目標は、全世界での同時展開だ」――。こう語るのはバンダイビジュアルUSA社長を務める今野達則氏。 バンダイビジュアルは、国内では「攻殻機動隊」シリーズや「機動戦士ガンダム」シリーズなどの人気作品の映像商品を取り扱う、アニメ業界トップを走るDVDメーカーだ。 そんな同社が、ハリウッドの大作映画でおなじみの“世界同時公開”よろしく、アニメDVDを世界同時リリースする態勢に入った。今後、海外市場へはライセンス供与ではなく、自社でビジネスの舵取りを行うという。その狙いを追ってみた。 自社販売による高付加価値・高価格路線に乗り出す バンダイビジュアルは、2005年1月に設立した米国現地法人バンダイビジュアルUSAによる、米国でのアニメDVDセールスを本格的に開始した。 同社USA代表の今野達則社長は、「米国で日本製アニ
AppleのiPhoneに既に飽きてしまった人も中にはいるだろうが、Warren East氏はその中には入らない。 モバイルプロセッサの設計を行う企業であるARMの最高経営責任者(CEO)であるEast氏は、iPhoneについて、これまでの製品に魅力を感じていなかったり、使いにくいと感じていた消費者がスマートフォンを導入するきっかけになるだろうと考えている。世界のスマートフォンの95%前後が同社の設計を使っている。 ARMは実際にチップを製造する企業にライセンスを供与しているが、East氏は、AppleがARMの設計に基づいたチップを使っているかについて直接的なコメントは避けた。しかし、ARMはこの業界では支配的なアーキテクチャであり、これはPC業界でのx86アーキテクチャの支配力に匹敵する。 ARMは最近活発な他の市場にも参入している。取り組んでいる領域はデジタルカメラ、プリンタ、デジタ
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