自民党衆院議員の桜田義孝・前五輪相が少子化問題に関連し、「子供を3人くらい産むようお願いしてもらいたい」などと述べたことに対し、与野党は30日、一斉に反発した。一方、自民党の一部からは、発言の内容自体には理解を示す声も上がった。 桜田氏の発言は、29日に千葉市であった自民党参院議員のパーティーで飛び出した。桜田氏はその後、コメントを発表し、「子供を安心して産み・育てやすい環境を作ることが重要だとの思いで発言した。それを押し付けたり、誰かを傷付けたりする意図はなかった」などと釈明した。 立憲民主党の辻元清美国会対策委員長は党会合で、北方四島をめぐって戦争に言及した丸山穂高衆院議員に与党が譴責(けんせき)決議案を出したことを引き合いに、「開いた口がふさがらない。大臣を辞めたからといって見過ごせない。こういうのは譴責だ」と批判。公明党の斉藤鉄夫幹事長も党会合で、「ニュースを見てびっくりした。まさ
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