ブックマーク / www.mishimaga.com (6)

  • 第44回 あのー、ご趣味は|いささか私的すぎる取材後記|みんなのミシマガジン

    壇上にいるノーベル物理学賞受賞者に私は尋ねた。「あのー...ご趣味は...」と。 秋。スポーツ、芸術、欲、日シリーズの季節である。ところが、スポーツ新聞の社会面の記事を担当する私にとって、近年はノーベルウィークの到来あるいは襲来を意味する色彩が強くなっている。 何しろ日人が獲りまくるのだ。過去の全受賞者は24人だが、2008年以降に半数の12人が集中している。「毎年誰かが獲る」という恐るべき単純計算が成り立つことになる。さらに毎年忙殺されるのは、あの方の文学賞受賞時の準備である。来年こそ...。 案の定、今年もオープニングの医学生理学賞で北里大特別栄誉教授の大村智さんが受賞。さすがに2夜連続は...などと言っていると御家芸の物理学賞で東大宇宙線(宇宙船じゃありません)研究所長の梶田隆章さんがノーベルウィナーとなった。候補に名前が挙がっている時点でバタバタバタ! カウントダウンでドキ

    第44回 あのー、ご趣味は|いささか私的すぎる取材後記|みんなのミシマガジン
    akupiyo
    akupiyo 2015/10/20
    定年で仕事が終わるなんて発想するのは自分がサラリーマン記者だからなんだな。
  • 第107回 ある種の弱さが他人を動かす(医学書院・白石正明さん編)|本屋さんと私|みんなのミシマガジン

    イベント会場等でよくお会いするダンディーな白石さん(@shiraishimas)のことは、ミシマ社メンバー一同もちろん存じ上げていましたが、じっくりとについて、づくりについてお話をうかがったことはありませんでした。 「ケアをひらく」シリーズの最新刊、『坂口恭平躁日記』も面白くて一気読みしてしまったタイミング、これは突撃させていただかねば! ということで取材をさせていただくこととなりました。 当事者研究について、ケアについて、づくりについて、屋さんについて・・・お話をうかがううち、はからずも色々なキーワードがつながり出して、なんだかとても楽しく、終わってからも興奮冷めやらぬインタビューとなりました。ぜひお楽しみください! 白石3年くらい前に、奈良であったイベントで、初めて坂口さんにお会いしたんです。そのとき坂口さんは「僕は躁病で医者にも通ってる」とおっしゃっていて、すごく興味を

    第107回 ある種の弱さが他人を動かす(医学書院・白石正明さん編)|本屋さんと私|みんなのミシマガジン
    akupiyo
    akupiyo 2015/06/18
    “すごく興味をもったんですね。僕は病気の人に目がないので(笑)。”
  • 第110回 辛さ6を入口として(窪美澄さん編)|本屋さんと私|みんなのミシマガジン

    2014.03.18更新 まずは辛さ6のカレーから ーー『よるのふくらみ』、とてもおもしろかったです。デビュー作の『ふがいない僕は空を見た』から、すごく楽しみに読ましていただいています。 窪ありがとうございます、うれしいです。 ーー 窪さんの作品は、男の人はみんな読んだほうがいいんじゃないかと思っているんです。とくに最新刊『よるのふくらみ』は、これまでの窪さんの作品を読んでいない人に、すごくいいのではないかと。  窪『ふがいない僕は空を見た』は、デビュー作としてはこれでいいと思うのですけれど、性描写や設定がちょっとハードなんですよね。それに比べれば『よるのふくらみ』はマイルドです。『ふがいない僕は空を見た』の辛さレベルが10だとすると、『よるのふくらみ』は6くらいかな(笑)。はじめてカレー屋さんに行く方には、これがいいのではと思います。 ーー たしかに『ふがいない僕は空を見た』は、生まれて

    第110回 辛さ6を入口として(窪美澄さん編)|本屋さんと私|みんなのミシマガジン
    akupiyo
    akupiyo 2015/06/18
    ”最新刊を入り口に、ぜひ読者に窪さんの作品を紹介したいと熱く語ると、窪さんの作品は男子こそ読むべきと代表・三島も激しく同意し、なんとほんとうにミシマガにご登場いただけることに!”
  • 第147回 男であること、女であること|本屋さんと私|みんなのミシマガジン

    akupiyo
    akupiyo 2015/06/18
    “エッセイ集のなかに、「日本国籍を持っていることと男であるということに、罪悪感と責任を感じる」という一文があったことがすごく印象に残っていて。”星野智幸インタビュー(3)
  • 人とつながるということ 雨宮まみ×岸政彦|今月の特集1|みんなのミシマガジン

    言わなくてもわかってくれる、という変なイデオロギー 雨宮私は岸先生の「断片的なものの社会学」という連載がすごく好きで(注)、お会いしてお話ししてみたくて対談をお願いしました。私は社会学の、ある一定の傾向のものをまとめる語り口にすごく抵抗があるのですが、岸先生の文章は、むしろそうした「まとめ」から抜け落ちてしまうニュアンスを掬い取っておられるるように感じます。  岸僕は雨宮さんの「穴の底でお待ちしています」という愚痴を聞く連載が好きで。ずけずけ言ってるのに不愉快じゃないみたいな感じで、なんというか、すごい大人なんやなと。 最近のやつだと「誕生日を祝ってくれない」という相談に対して「いや、それは自分で言いなよ」とおっしゃっていたのに「おおー!」と思いました。 言葉で言わないと通じないというのはすごく大事なことなんだけど、特に親密な領域間ではお互いに言わなくなるでしょう。たとえば夫婦、家族関

    人とつながるということ 雨宮まみ×岸政彦|今月の特集1|みんなのミシマガジン
    akupiyo
    akupiyo 2015/05/30
    5年くらい前、学生にバイトの目的を聞いたら、老後のため、って言ってたのを思い出した。
  • 第7回 吉田さん・その2|石井ゆかりの闇鍋インタビュー|みんなのミシマガジン

    「は? つまらん!」 「で、2010年の3月までそこで先生をして、 2010年4月、写真家になりました。 29才のときですね」 え? 今なんておっしゃいました? 私は一瞬、耳を疑った。 話が急すぎる。 っていうか、ここまでにカメラの話なんか、出てきたっけ。 私は思わずメモしていたノートを繰った。 ナイ。一切無い。 ひとしきりツッコんでから、改めて どうしてそんなことになったんでしょう、と聞いてみた。 なんと、きっかけは、奥さんとの会話だった。 吉田さんは26才の時、 3つ年下で同じく小学校の先生をしている奥さんと結婚した。 教員の研修の時、同期として出会った。 小学校の先生になる仲間たちの中で、 彼女だけがどこか「ちがう」雰囲気を醸し出していた。 声をかけると、すぐに意気投合した。 それで、出会ってまもなく、結婚を決めた。 結婚して2年、子どもにも恵まれた。

    akupiyo
    akupiyo 2014/10/26
    “2009年頃、奥さんがふと、吉田さんに言った。 「この仕事、ずっと続けるつもりなん?」 吉田さんは応えた。 「もちろん続けるやん」 すると奥さんは 「は? つまらん!」 と言い放った。”
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