努力をすれば報われる。それは正しいことかもしれないけれど、きっと現実はそれだけじゃないはず。誰にでもチャンスがある世界にするためには、何が必要なのか? そんな問題を描いた、Toby Morrisさんのマンガ。 貧しい家庭に育った子供が、貧しいままになってしまうという現象は「貧困の再生産」とも呼ばれ、その視点をわかりやすくまとめたこの作品はアメリカでも話題になりました。
![「ふたりの人生は、何がちがったの?」。格差社会にメッセージを投げた漫画](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9a93b7effa3914420dc0724c4f2980d3c9bbcd0f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fd2ygv0wrq5q6bx.cloudfront.net%2Fuploads%2Fimage%2Ffiles%2F72768%2Fd9e4faab8490c97324612fe441d158f305ba1444.jpg)
どんな仕事にだって、ストレスはつきもの。クライアントの無茶ぶりや、長時間労働、感情的なトラウマなどなど、多くの人がストレス解消法を持ってなんとかやり過ごしてはいれど、完全に管理できている人と言うのは少ないのではないでしょうか。 米・メディア「CareerAddict」では、アメリカで最も自殺率が高く、鬱病の発生率の高い10の職業が紹介されています。統計などがあるわけではないので、あくまで「ストレスフル(とされる)職業」といった内容ですが、興味深いのはそのラインナップ。 圧倒的にエリートと呼ばれる職業が多い様子です。その要因と一緒にみていきましょう。 01. 論文発表へのプレッシャーの中 研究を台無しにする発見も…。 【科学者】 科学者は実に多くのことを要求されており、開発や発見という仕事には、論文発表への高いプレッシャーが常につきまとっています。時間や激しい業界内での競争の結果、燃え尽きて
例えばドラマでも、天才的な研究者や芸術家の部屋は、わざと散らかったセットにしている場面を見かけます。クリエイティブに長けている人の身の回りは、ごちゃっとしているイメージが少なくともあるはず。 それを証明するような研究も。 ミネソタ大学のキャスリーン・ヴォース教授は、散乱した部屋で活動をしていた方が、よりクリエイティブになるということを、研究で明らかにしました。 すると、整頓された部屋で考案されたメニューは、伝統的なレシピをベースとしたいわゆるトラディションだったのに対し、散乱した部屋で考案されたメニューの方は、常識を覆すような創作料理が数多く生まれたんだとか。 また、新たに被験者を集めて「ピンポン球の新しい用途を考えてください」というお題を出した場合も、やっぱり同じ結果に。 散らかった環境は古い習慣から脱却させ、新しい考え方を生み出すためのインスピレーションを与えます。いっぽう、整理整頓さ
アメリカと比較すると、フランスではADHDになる子供の割合が非常に少ないことがわかっているようです。そして、そこにはいくつかの大きな違いがあるのだとか。 小児精神科のセラピストとして長年にわたり従事するMarilyn Wedge博士は、科学に関する話題を取り扱う「Psychology Today」の記事でその違いについて書いています。そこには医療の考え方や教育の哲学などなど、興味深い要素がたくさんありました。 アメリカでは、学校へと通う子供たちのうち9%がADHDに悩み、精神科で治療を受けています。一方フランスでは、その割合は0.5%以下。なぜ、こんなにも大幅に低い数字となっているのでしょうか。 生物学的な問題か、 それとも、心の問題か。驚くかもしれませんが、2つの国に「ADHDは生理学的な神経の病気ですか?」という質問をすると、それぞれ違う答えがかえって来ます。 アメリカの小児精神科医の
最近、欧米では「;」のタトゥーを入れた人が増加中。 この記号はセミコロン。本来は、書き手が関係の深い二つの文章をつないだり、文章を終わらせずに続きがあることを意味するとき用いるものです。それを、カラダに刻むのには、ある大きな意味がありました。 このセミコロンが、単なるファッションアイコンではない理由を、米サイト「Upworthy」ライターLaura Willard氏が紹介しています。 彼女の記事によれば、このシンボルは、「心の病との葛藤」や「自殺防止の重要性」などを象徴しているんだそう。 もう少し詳しく説明すると、例えば鬱病・自殺願望・不安症やパニック障がい・自傷行為などの精神疾患に苦しんでいる人たちが、自分に対してセミコロンを入れることで、「思い悩んだ人生に区切りをつけ、再出発を計ろう」という誓いの証。 このシンボルは、2013年頃よりソーシャルメディア上に登場。じわじわと広がりを見
内向的で外向的。保守的だけど、革新的。謙虚だけど自分に自信がある。クリエイティブな人が心の中で抱えている矛盾をご存知でしょうか。ここでは、「Fast Company」に掲載された「クリエイティブな人に共通する10の矛盾」という記事を紹介します。 この記事は、心理学の権威であるミハイ・チクセントミハイ教授の著書『Creativity』を参考にまとめられたもの。クリエイティブな人と一般人との違いを一言で表すなら“複雑さ”だと指摘します。彼らの中には、1人ではなく複数の人が住んでいるとか。 クリエイティブな人のことが理解できないというあなた、この記事を参考にしてみては? Reference : Eli DeFaria 01. エネルギーに溢れているけど 静かで落ち着いている 一つのことに集中している様子をみると、一見もの静かで大人しそうに見える。しかし彼らは内側に、燃えるような情熱とエネルギ
日本は有給の消化率が、 6年連続でワースト 日本人はワーカホリック? 実際、国内の有給休暇消化率は低く、世界25カ国対象にした調査では、2013年まで6年連続世界ワースト1位だと「Expedia」が発表しています。ちなみに、2014年はワースト2位…。かろうじて1位は免れる結果となりました(ちなみに、2014年の1位は韓国です)。 この結果からもわかるように、ほとんどの人が有給を消化せずに働き尽くしです。 休暇を多くとる人の方が、 仕事ができる! 創業以来、赤字なし。日本一休みの多い会社、未来工業という会社をご存知でしょうか? 彼らは年間140日休みます。その他に、有給休暇が最大40日あるというから驚き。 そこまで休む意図は、労働時間を短くすることで集中して楽しく仕事ができるという考えに基づいているからなのだとか…。 休みが多いと仕事ができないのではなく、むしろ「休日をより多く取る人の
あなたはグリット(Grit)という言葉を知っているだろうか?不屈の精神や意志の力と訳されることが多く、その力が成功と密接に結びついていると話題になっている。才能や、IQの高さとは違うグリットという能力。 ペンシルベニア大学の心理学者、Angela Duckworth氏がこの能力こそが成功の鍵だと発見した。彼女がTEDで語った、グリットと成功の関係性。彼女のスピーチの内容を簡単にまとめると、 1 成功にはIQや生まれつきの才能は、関係ない。 2 鍵はグリットとよばれるものにある。グリットとは、未来に向かって熱心に、根気強く長期的にやり遂げる力のこと。 3 グリットと生まれつきの才能は無関係。伸ばすことができるものだ。 さて、ここからは彼女のスピーチを見ていくことにしよう。 成功者に共通していた たった一つのこと 私が27歳のとき、経営コンサルティングの仕事を辞め、もっとたくさん働かなくては
前代未聞のTED トーク!! 現在、世界で最も有名なトークライブの1つとして挙げられる「TED」。毎回、著名な学者や新進気鋭の経営者など、実に様々な分野のその道のプロフェッショナルが、観客の好奇心を刺激するプレゼンテーションを披露している。 だが、そんなTEDで前代未聞のプレゼンをやってのけた人物がいる。TED×New Yorkで登壇したウィル・スティーヴン氏だ。彼のプレゼンテーマは「何も無いこと」だった。TEDファンなら、「え?どういうこと?」という感想を抱くかもしれないが、文字通り受け取ってもらって構わない。つまり、本当に「内容が何も無かった」のだ。 TEDの観客と言えば、画期的なアイデアや知見を得ようと会場に足を運ぶのだが、それなのに中身の無いスティーヴン氏のプレゼンが話題を呼んでいるのはなぜなのか? 彼はジェスチャーやメガネ、話し方や意味のないスライドを駆使して、「内容が全くないの
今、海外セレブの間で日本のランドセルが密かなブームになりつつある。 きっかけは、海外セレブの中でもファッショニスタとして絶大な人気を誇るズーイー・デシャネル(Zooey Deschanel)のパパラッチ写真。 家を出る彼女の背には、確かに日本のランドセルが背負われている。 理由は、丈夫で、コンパクト、そして「おしゃれ」。 「おしゃれ」かどうかについては、反論の余地がありそうだが、海外のSNSには、彼女以外にもランドセルを背負った人の姿が現れ始めている。 中には男性の姿も。 これが新しいクールジャパン? 既成概念や、先入観を捨てて、まっさらな心でランドセルを見つめなおせば、新しい価値観が生まれる・・・のかもしれない。 All photos by Zooey Deschanel’s trendy new bag makes her look like she mugged a Japanese
恋をして、お互いの思いを伝え合い、幸せに結婚式をあげる。 実はコレ、世界の常識ではない。 中央アジアのキルギスタン。この地には、日本人女性はおろか、誰も想像できないような恐ろしい伝統が、今もなお実在する。 「誘拐婚」 文字通り、少女を誘拐してそのまま婚礼を強制的にする、というなんとも酷な伝統である。 結婚したい男は、友人とともにめぼしい女性を誘拐する。それが家族ぐるみで面識があったとしても、全く赤の他人だったとしても、女性に付き合っている本当の恋人がいても、一切関係なし。 「助けて!!!ママ、ママ!!!」 泣きじゃくる少女はどうすることもできず、そのまま婚儀の場に連れて行かれる。 スカーフを被ると結婚の合意を意味する。お菓子を投げつけられ、「幸せを祈りなさい」と頭を下げさせられる少女。 同行したリポーターも唖然。 これが普通だと地元民は口々に言う。完全なる「犯罪」だが、キルギスタンの警察は
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