2008年7月17日のブックマーク (1件)

  • 登美彦氏、晩ご飯を食べる第二部 - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ

    森見登美彦氏は「ぽーにょぽーにょぽにょ」と心の中で歌いながら、宵山の喧噪を抜けていく。 編集者が一緒なので、声に出して歌ったりはしないのである。 ちなみに登美彦氏は遊んでいるわけではなかった。 小説を書くために取材をしているのである。 取材をする際、なによりも大切なことは、ラムネを飲み、いちご飴をべ、地鶏焼き鳥をべ、神戸牛串焼きをべることである。そして編集者の人が執念で手に入れた金魚入り風船を頭上に揺曳させて、婦女子にきゃあきゃあ言われることである。 「これが取材か?という異論は却下!」 登美彦氏は呟いている。 「それにしても、どちらを向いても人だらけ!」 森見登美彦氏は蟷螂鉾の界隈をうろついていた。 猛然と取材をしていると、うら若き女性に「森見さんですか?」と声をかけられた。 登美彦氏はできるだけ油断なく、美女の読者に応対する用意をしている。しかし残念なことに、たまたま油断しきって

    登美彦氏、晩ご飯を食べる第二部 - この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ
    alamer
    alamer 2008/07/17
    京都在住の有名人に会えるかも!と期待しますよね。現に1日目は私も「森見さんいるかも」と期待しました。(笑)