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ブックマーク / kenmogi.cocolog-nifty.com (10)

  • 茂木健一郎 クオリア日記: 影絵

    「自由」とは何かという問題は、 とても難しいことである。 「自由」とは、自分の行為に何らの 制約も加わらないことだと普通は考えられがち である。 しかし、それは、自由であることの十分 条件ではない。もし、「ランダム」であること が自由であるならば、それは容易に無意味に 落ちてしまう。 カントは、自分の内なる格率に従う ことができることが「自由」だと 考えた。 だとすれば、それは、「制約」という 意味ではむしろ不自由にも思える。 しかし、そのような内なる格率に従う ことこそが「自由」だと、今の私には 確かに思える。 やりたいこと、夢見ていることがある。 世間との交渉の中で、それができるとは限らぬ。 限らぬが、やはり、鋭敏に感じ取っていたい。 感じぬ状態が、「自由」とは思えぬ。 それは、一つの不感症であろう。 札幌から帰る。 フジテレビ「あいのり」のロケーション。 すばらしいセットの中で脳科学

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    alfalfarm 2008/10/22
  • 茂木健一郎 クオリア日記: 妖精のしわざ

  • 茂木健一郎 クオリア日記: (本日) 椎名林檎 お宝ショウ

    椎名林檎 お宝ショウ内 対談 椎名林檎 × 茂木健一郎 NHK総合 2007年3月10日(土) 24時25分〜25時14分 http://www.toshiba-emi.co.jp/vmc/artist/domestic/ringo/ » 椎名林檎お宝ショウ@NHK トラックバック showtime!! 「椎名林檎お宝ショウ@NHK」 みましたか? 素晴しく豪華でした。セットリストも豪華ですし、オーケストラと言うのも豪華。対談もあり豪華。豪華な50分でした。ってかライヴの時間が長かった。これ嬉しかったです。 やはり林檎さん歌上手いですね。ほぼ原音キーですもの。 コレ取り直しとか無しの一発撮りのライヴ映像なら素晴しいと思います。 オケの音楽は素晴しく、また林檎さん(純平さん)の声もそれに負けないで響いていて、良かったです。賣笑エクスタシーが好きな人は屹度気に入った... [続きを読む]

  • 茂木健一郎 クオリア日記: コタンに至る前に

    博士課程の 関根崇泰が一筆書いてもらいたい ものがあるというので、 NHK西口で待ち合わせた。 奨学金関係だった。さらさらさらさら と書く。 なにもお菓子の持ち合わせが なかった。 ごめん、関根君。 『プロフェッショナル 仕事の流儀』の 打ち合わせ。 住吉美紀さんに相談を受ける。 「茂木さん、MacBook買おうと思うんですけど」 「うん」 「種類があるんでしたっけ?」 「メモリとハードディスクだな」 「どうすればいいんですか」 「ボクだったら、とりあえず目一杯 積むよ」 「目一杯って、どれくらいですか」 「メモリだったら、2ギガ! ハードディスクは、200ギガ!」 「メモリって、速さに関係するんでしたっけ」 「そうじゃ」 「ハードディスクの方は?」 「ファイルがたくさんたまっていくん だったら、多い方がええ!」 メモリとHDどれくらいにすれば 良いかと聞かれるのは、難しい質問である。 「

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    alfalfarm 2007/03/01
    「思うに、中庸というのは、放って おけばそうなるんだから、過剰を志向しても良いのではないか」うひゃ。
  • 茂木健一郎 クオリア日記: ツァラトゥストラでも読みたまえ!

    大久保ふみさん、箆伊智充クン、星野英一クン の三人の修士論文発表と審査。 このような時には、人たちが緊張するのは もちろんであるが、主査であり指導教官である 私は、それとは別の意味で限りない緊張と 葛藤を強いられるのはご存じか。 這えば立て、立てば歩めの親心。 うまくやってくれ、と祈りつつ、自分が 代わるわけにはいかないんだから、 じれったくて、そしてほっと一息。 無事、三人とも試験に合格して 修士になることになりました。 研究室でビールなどを飲んで 乾杯。 箆伊がお風呂上がりのような 顔をしている。 緊張の後の弛緩を味わうやよし。 君たちは、大いにご苦労さまでした! しかしながら、私はまだまだ 仕事があるのである。 諸君、今日は大いに楽しんで くれたまえ! そう心で念じながら、すずかけ台を 後にする。 こうしてまた、誰かの青春が 白日を迎え、あらたなる頁が捲られる。 江村哲二さんとのジ

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    alfalfarm 2007/02/08
  • 茂木健一郎 クオリア日記: 1/137.03599911

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    alfalfarm 2006/12/05
    本当の意味を知らないままに時は過ぎ去ってしまう
  • 茂木健一郎 クオリア日記: 人生は「ある」ではなく、「なる」

    この5年間くらい使っていた リュックが壊れてきたので、 買いにいった。 島田雅彦さんの『彗星の住人』を読み返しながら 行った。 文庫化に当たり、解説を書かせていただく。 人間の恋の偶有性と、 国家の成り立ちのそれが共鳴する。 青年期は誰にも負けないくらい 歩くのが速かったが、 最近は追い抜かれることも多い。 ぼんやりと考え事をしている からだ。 風景がゆったりと流れる中を、 昨日、丸山健二さんがチェックインするのを お見送りしたホテルのロビーを通った。 同じ空間なのに、昨日は丸山さんという 肉体がそこに息づいていて、 今日はいない。 そのことを、不思議に寂しい、それでいて 慰安される思いで振り返った。 久しぶりの雨がしっとりとややうすら寒く 降っていたことにもかかわるのかもしれない。 人生は「ある」ではなく、「なる」(werden) である。 生命は、常になりつつある。 そのようにして組織

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    alfalfarm 2006/11/23
    なにか挑戦してみたくなる
  • 茂木健一郎 クオリア日記: ひるがえり ひっくり返って かけて行く

    取材の最後に、 「なにか俳句を書いてください」 と言われてこまった。 とっさに、「ひるがえる」という イメージが浮かんだので、 それを追った。 応募するとプレゼントになるそうである。 ひるがえり ひっくり返って かけて行く つまりは、自画像であり、 自分の人生はこのカエルのようなものだと 思っている。 昨日芸大の授業の後で 学生たちと上野公園で飲んでいると、 NHKのありきち(有吉伸人チーフプロデューサー) から電話があった。 「もしもし茂木ですけれど」 という声を聞いたとたんに、 「ああ、茂木さん、だいぶ声が良くなりましたね」 と言って、二言三言で切れた。 ありきちは、探りを入れてきたのである。 先週声をつぶして御迷惑をおかけした。 その声も、かなり良くなって、 そうだ、今は「かけて行く」のだ。 いやあ、諸君、声が出るというのが こんなにうれしいことであるとはねえ。 『プロフェッショナル

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    alfalfarm 2006/11/15
    濃い世界を男は忘れたいのかもしれない
  • 茂木健一郎 クオリア日記: あまり完成しすぎたものはダメなんだな。

    金曜日は、『プロフェッショナル 仕事の流儀』 の制作にたずさわっている人びと (「プロフェッショナル班」)の 合宿で箱根へ。 夕の時間になり、椎名誠さんの エッセイに出てきそうな古典的日の宴会 会場へと向かった。 有吉伸人チーフプロデューサーが、 「さあ、これからはじまるぞう!」 というやる気を見せながら、みんなを 待ちかまえる。 「宴会開始!」を待ちかまえる有吉伸人さん。 須藤祐理さんと間一成さんが漫才をして、 住吉美紀さんが逆立ちをした。 池田由紀さんは、有吉さんにロンドンへの 取材直訴をして、 山隆之さん(タカさん)は落語家の ごとくゆらゆらと歩きまわった。 二次会の席に、「松ちゃん」こと、 松哲夫さんがいらした。 有吉さんが「天才」と絶賛する映像編集の プロ。 『川の流れはバイオリンの音』など、 国際的な賞を受けた数々の作品で知られる 佐々木昭一郎さんと一緒に仕事をされて

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    alfalfarm 2006/11/03
    茂木さんの信条が吐露されていて興味深い。
  • 茂木健一郎 クオリア日記:  自分自身の感情のマグマの方を

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    alfalfarm 2006/11/03
    イギリス留学で学んだアングロサクソンの流儀。
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