2006.08.16 言葉の考古学者。 カテゴリ:ヒラカワの日常 信州のさわやかな夏から戻った東京。 強い光と蒸せかえるような湿気の中で、 ゆるゆると目黒行人坂を下る。 雅叙園にて、詩人の小池昌代さんとお会いするためである。 和尚と、太公望も一緒。 「嘆きの世直しプロジェクト」というものを この三人が始めてから半年が経過している。 小池さんにも、その片棒を担いでいただこうということになった。 初めてお会いする、気鋭の、というよりはすでに 時代の旗手でもある小池さんは、 品のある、つつましやかで感じのよい女性であった。 しばらくは、荒地派から現在の若手詩人まで 詩の魅力について語り合った。 詩というものは、誤解されやすい文芸ジャンルである。 何か、心の中に表現したい思想や、感情というものがあって、 それを、韻律や言葉に乗せて表現するものが 詩であると思われているかもしれない。 確かにそういう
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