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ブックマーク / plaza.rakuten.co.jp/hirakawadesu (12)

  • 小さな経済に宿る神 (オリジナル)掲載。 - カフェ・ヒラカワ店主軽薄:楽天ブログ

    2008.11.11 小さな経済に宿る神 (オリジナル)掲載。 (9) カテゴリ:ヒラカワの日常 11月1日付朝日新聞夕刊(大阪)に一文を寄稿した。 タイトルは『生活感が宿ってこそお金だ』巨額の資金が踊る金融危機に思う 新聞掲載ということで、校閲があり元々の荒削りの文章とは 少し異なったものになっている。 以下はそのオリジナルのほうである。 どちらも俺が書いたものであり、違いは微細な部分に留まるが、 俺の体臭は勿論こちらの方に色濃く漂っている。 巨大な経済に潜む闇と、小さな経済に宿る神 サブ・プライムローンの破綻に始まった金融崩壊と世界同時不況。状況は日々変化しており、専門家の言うことも楽観論悲観論こもごもである。「資主義の暴走が引き起こした現象であり、世界恐慌の入り口に立っている」と誰かが言い、「米国は日と違って素早い対応をしているので、十年かかった日ほど時間はかからないだろう」と

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    alfalfarm 2008/11/15
  • オバマの理想と、カフェの親爺の胸騒ぎ。 - カフェ・ヒラカワ店主軽薄:楽天ブログ

    2008.11.07 オバマの理想と、カフェの親爺の胸騒ぎ。 (5) カテゴリ:ヒラカワの日常 カフェの親爺が途方に暮れている。 バラク・オバマに待ち受ける困難について 漠然と考えている。 貿易、国内経済、軍事、外交すべてにおいて 過去八年間の迷走からどうやって、活路を見出して行けるのか。 勿論、場末のカフェのおやじ風情に、覇権国の大統領が どんな重荷を背負うことになるのかについて、 想像力が及ぶわけでもない。 それでも、ウォール街の野心家たちとは明らかに違う顔つきをした この年若い政治家を見ていると 過去のどの大統領にも思い至ることの無かった ひとりの政治家の心情というものに思いが向かう。 その理由を言い表すのは難しいが、 この男にはどこか理想を信じている風貌が備わっており、 アメリカ政治において理想を持つと言うことはすでに 克服しがたい受難を引き受けるということだからである。 世界の

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    alfalfarm 2008/11/08
  • スウィングガールズ再見。 - カフェ・ヒラカワ店主軽薄:楽天ブログ

    2007.02.25 スウィングガールズ再見。 (2) カテゴリ:ヒラカワの日常 このところ、脱力していたのだが、 テレビで「スウィングガールズ」をやっていたので 久しぶりにテレビの前に座った。 やはり、この映画は面白い。 以前この映画をビデオで見たときにブログに 何か書いたと思って検索したら見つかった。 もうあれから一年以上経っている。 再録して見る。 タイトルは「A列車でいくべ!」 「昨夜、一気に憲法の原稿を書き上げて、 一服しながら スウィングガールズを見る。 憲法は締め切りまで塩漬けにして、 校正をいれる。 映画の方は、 2004年の九月に公開されて、 日全国に スウィングガールズ現象を巻き起こした(らしい。) 俺は、よく知らなかったのだけど、 何となく気にはなっていた。 見終わって、 幸福感に浸っている自分がいたのだが、 何がよかったのか よくわからない。 どこにでもあり、

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  • 会議と少子化。 - カフェ・ヒラカワ店主軽薄:楽天ブログ

    2007.01.30 会議と少子化。 (4) カテゴリ:ヒラカワの日常 日は、白髭橋の会社に出勤。 まだ痛い五十肩を庇いながら首都高速を運転して、 大川端のリバーサイド隅田に向かう。 朝から、四連続会議で一日が終わる。 みんな会議が好きである。 俺は、ガキの頃よりデスクに座って会議が始まると 瞬間的に眠くなってしまう性癖があった。 ほとんどパブロフのまるね。 そうして、会議が踊る間、ずっと一人でこめかみに力を込めて 眠気との孤独な戦いを続けることになる。 五人以上出席する会議は、まったく役に立たない。 一時間以上の会議は、苦痛以外の成果をもたらさない。 俺の会社も会議をやるが、三十分以上になることはまずない。 会議がいかに、意味の無いものであるのかについていくらでも 書けるが、意味の無いことをいくら書いても、意味が無い。 やめた場合と、やった場合の比較を、 損得勘定で計量すればそれでよい

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    alfalfarm 2007/02/02
    常識眼
  • トコロテンの議論。 - カフェ・ヒラカワ店主軽薄:楽天ブログ

    2006.11.17 トコロテンの議論。 (5) カテゴリ:ヒラカワの日常 岩井克人と三浦雅士の対談『資主義から市民主義へ』では 否定と抑圧という言葉がひとつのキーワードになっている。 目の前にべ物がある。 しかし、何らかの理由で今これをべられない。 べられるけどべられない。 これが否定である。 べることを我慢することを強いられている。 これが抑圧である。 そして、この否定と抑圧が、 将来においてこれをべるという時間を生む。 同時に、否定と抑圧の裏返しが欲望を作り出す。 岩井克人は三浦雅士にうまい具合に誘導されてフロイト=ラカン的な人間論を、人であってモノであり、モノであって人である法人論という形で敷衍しているように見える。 大変にスリリングで、興味深い議論が展開されている。 一見ただ、屁理屈をこね回しているように見えるかもしれないが、俺にはあたりまえの議論であり、人間と社会

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    alfalfarm 2006/11/18
    望うどんの議論
  • 「法」が「法」でなくなるとき。 - カフェ・ヒラカワ店主軽薄:楽天ブログ

    2006.11.14 「法」が「法」でなくなるとき。 (4) カテゴリ:ヒラカワの日常 先日、溝口健二の「祇園囃子」礼賛文を書こうと思って 鉛筆をなめなめ新聞を見ていたら、 NECの社員がゴルフトトカルチョで、逮捕という新聞記事に引っかかってしまった。 映画「祇園囃子」という虚構の中を流れている濃密な時間に対して、現実の世界はなんとも、すかすかで薄っぺらになってしまっているのか。 その落差の大きさに、思わず朝のコーヒーを吹いてしまった。 毎日新聞の記事はこうなっている。 「NEC(東京都港区)の社員らが社内ゴルフコンペで賭博をしたとして、警視庁保安課は7日、同社文教ソリューション事業部長(54)ら同事業部や関連会社の社員計61人を賭博容疑で書類送検した。 調べでは、社員らは昨年10~12月、同事業部で行った3回のゴルフコンペで、優勝グループを当てる賭博をした疑い。1口200円で3回合わせて

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    alfalfarm 2006/11/15
    ばかばかしさに変質の萌芽がある
  • いじめの構造。 - カフェ・ヒラカワ店主軽薄 - 楽天ブログ(Blog)

    2006.10.29 いじめの構造。 (24) カテゴリ:ヒラカワの日常 熱も下がってきたので、 昼下がり、オートバイで出かける。 何となく胸騒ぎがして、シートバッグを開けて調べてみたら、車検切れから三日が経過している。そのまま、バイクを車検に入れる。 リュックを担いで九品仏のお寺を散策し、駅前でカツ丼をかっ込む。 そのまま自由が丘までぶらぶらと歩いて、ケーブルカー・カフェというオープンカフェで冬の香気を帯びた光を浴びながら、コーヒーをいただく。 連載中のフジサンケイ・ビジネスアイの原稿を書く。 原稿は、自然といじめについての考察になる。 以前にこのブログで書いたことの続きのようなものである。 詳細は来週の水曜日のビジネスアイをお読みいただきたいが、 その部分を抜き出してみる。 「人間が複数で同じ場所で生活していれば、いじめは必ず存在する。 学校であれ、職場であれ、その中の人間関係をつぶさ

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    alfalfarm 2006/11/10
    大人がいなくなった
  • ルーズ=ルーズと贈与互酬の精神 - カフェ・ヒラカワ店主軽薄:楽天ブログ

    2006.11.09 ルーズ=ルーズと贈与互酬の精神 (2) カテゴリ:ヒラカワの日常 ちょっと前の内田くんのブログに大変興味深いエントリがあった。 『三人吉三廓初買』の「庚申塚の場」の、三方一両損のような話を前ふりにして、内田くんはこう書いている。 ―これはどう考えても「正しいソリューション」ではなく、「誰にとっても同じ程度に正しくないソリューション」である。 だが、実際に組織で長く働いてこられた方は経験的によくおわかりだろうけれど、その解決から利益を得る人が誰もいないというソリューションこそがしばしば合意形成のための捷径なのである。 最近よく「ウィン=ウィン」という戦略が外交の場で口にされるが、こういう言葉はすぐに一人歩きするから注意が必要である。 実は、いちばん合意形成にもってゆきやすいのは「ルーズ=ルーズ」ソリューションなのである。 http://blog.tatsuru.com/

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    alfalfarm 2006/11/09
    ルーズに宿る時間性と贈与の感覚。深い。
  • 信念でもなく、国益でもない何か。 - カフェ・ヒラカワ店主軽薄:楽天ブログ

    2006.08.20 信念でもなく、国益でもない何か。 カテゴリ:ヒラカワの日常 国民感情のレベルで靖国の問題を考えるなら、 先の大戦で日との戦闘で数十万人の戦没者を出している アメリカこそが、小泉首相の靖国参拝に反対していいはずである という「仮説」をウチダくんが提示していた。 なるほど。 パールハーバーに「不当に攻め込んだ」戦犯が合祀されている 靖国にアメリカが嫌悪の感情を持つことは 十分にありうる仮説である。 しかし、これが仮説に止まって、現実にはならない。 個人的なレベルにおいては、そのような悪感情があったとしても 国家全体として靖国参拝を阻止しようという空気にはならない。 その理由は、アメリカは、靖国参拝を国民感情のレベルでではなく つねに政治戦略のレベルで考えているからである。 そりゃ、中韓だって同じことだが、戦略の方向はま反対である。 東アジアにおけるアメリカのプレゼンスの

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    alfalfarm 2006/08/24
    #日本に固有な政治的価値の探求
  • 海をわたる時間 - カフェ・ヒラカワ店主軽薄:楽天ブログ

    2006.08.18 海をわたる時間 カテゴリ:ヒラカワの日常 今年はまとまった夏休みがとれそうにない。 忌々しいスケジュールの間隙をついて、一日、お休みをいただいた。 しばらく、オートバイに乗っていなかったので なんか不義理をしているような気持ちになっていたのである。 バッグにコンピュータと電源を放り込んで、 CB400を駆って千葉の海岸線を目指す。 暑くてかなわない。 途中、ライダージャケットを脱いで、 ポロシャツ一枚になって、湾岸を抜けてきたのだが パンツの中まで汗でじっとりとしている。 それでも、 なだらかな弧を描いている海岸線が見えるころになると ポロシャツが海風を孕んで気持ちがよくなってきた。 しばらく、海岸線を走って、 内房線の安房勝山の駅から程近い、入り江に宿をとる。 八月も盆を過ぎるとめっきり海水浴客が少なくなる。 この穏やかな入り江の海も 良好な海水浴場に見えるのだが、

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    alfalfarm 2006/08/18
    #若いときには、終わりがないという気持ちだった。人は何かが終わらないと何も始められない。そうやって齢を重ねていく。
  • 言葉の考古学者。 - カフェ・ヒラカワ店主軽薄:楽天ブログ

    2006.08.16 言葉の考古学者。 カテゴリ:ヒラカワの日常 信州のさわやかな夏から戻った東京。 強い光と蒸せかえるような湿気の中で、 ゆるゆると目黒行人坂を下る。 雅叙園にて、詩人の小池昌代さんとお会いするためである。 和尚と、太公望も一緒。 「嘆きの世直しプロジェクト」というものを この三人が始めてから半年が経過している。 小池さんにも、その片棒を担いでいただこうということになった。 初めてお会いする、気鋭の、というよりはすでに 時代の旗手でもある小池さんは、 品のある、つつましやかで感じのよい女性であった。 しばらくは、荒地派から現在の若手詩人まで 詩の魅力について語り合った。 詩というものは、誤解されやすい文芸ジャンルである。 何か、心の中に表現したい思想や、感情というものがあって、 それを、韻律や言葉に乗せて表現するものが 詩であると思われているかもしれない。 確かにそういう

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    alfalfarm 2006/08/18
    すでにある、韻律や言葉の中に自分でも予期しなかった感情の高ぶりや人生の深淵の端緒のようなものを見出すような作業が詩とよばれるものではないか
  • カフェ・ヒラカワ店主軽薄

    2020.06.22 『隣町珈琲』突然の移転に伴う寄付のお願い (1) カテゴリ:ヒラカワの日常 ​​​ ● 突然の退去依頼が 2014年3月より東急池上線荏原中延駅商店街の外れで営業してきた「隣町珈琲」は、地域のお年寄りや、主婦が気軽に憩える喫茶店としてスタートし、その後、講演会、勉強会、古典芸能のイベントやこども堂、書店営業などを展開してきました。現在は、地域文化の発信拠点として、荏原中延という町のシンボル的存在になっています。 2020年には、地域文芸誌「mal”」を創刊し、大田区の作家にして旋盤工の小関智弘を特集しました。 同誌には、内田樹、岡田憲治、小田嶋隆、川三郎、小池昌代、佐々木幹郎、関川夏央、鶴澤寛也、豊崎由美、中田考、名越康文、古屋美登里、三砂ちづる、宮内悠介、森あんり、安田登(以上敬称略)ら錚々たる面々が寄稿してくれました。 何よりも、「隣町珈琲」の講座に集ってく

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