Microsoftが推進してきたOpen XMLの標準化がISOでの投票で否決された。同社は2008年の最終投票に向けて再挑戦する。 Microsoftは9月4日早朝、同社のドキュメントフォーマット「Open XML」をISO標準化する試みが失敗に終わったことを認める声明を出した。 Microsoftによれば、国際標準化機構(ISO)は、ISO/IEC DIS 29500(Ecma 376:Office Open XMLファイルフォーマット)批准プロセスに参加している国家代表機関(National Body:NB)に対し、予備投票の結果、Open XMLの標準化は否決されたと通知したという。 Microsoftが発表を行ったあと、ISOもOpen XML投票に関する報告書を出した。 ISOは、「標準化が承認されるには、ISO/IEC JTC 1に参加しているNBの3分の2(66.66%)が
Linux Foundation,Microsoftが国際標準化狙うOOXMLに対し声明「知財とWindows依存性に懸念,コメント付きノー」を The Linux Foundationは8月29日(現地時間),MicrosoftがISO(国際標準化機構)に提案したオフィス文書フォーマットOffice Open XML(OOXML)に関する公式声明を発表した。OOXMLは現在ISOで標準として採用するかどうかの投票が行われており,投票は9月2日に締め切られる。Linux Foundationはまだ投票を行っていない国に対し「コメント付きノー(No, with comments)」を投票するようにアドバイスしているとしている。 OOXMLはMicrosoft Office 2007のファイル・フォーマットに基づくXMLベースの文書フォーマット仕様。ECMA(欧州電子計算機工業会)で2006年
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