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ブックマーク / negadaikon.hatenadiary.org (5)

  • 柳与志夫『文化情報資源と図書館経営』読書メモ - みちくさのみち(旧)

    文化情報資源と図書館経営: 新たな政策論をめざして 作者: 柳与志夫出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2015/02/25メディア: 単行この商品を含むブログ (3件) を見る 日ごろお世話になっている柳さんから、以前お送りしたのお返しにということで、なんといただいてしまった、既発表論文集。 ご人にお礼と感想をお伝えたものの、広く図書館関係者の関心が集まるとよいと思って、こちらにも読書メモを掲げておきたい。 書の構成 田村俊作先生による序文では「図書館経営と文化情報資源政策に関するわが国初めての理論的な論集*1」とまで書かれている。 目次と、初出論文の発表年を※印で掲げておくならば、次のようになる。 第1部 図書館経営論の思想的基盤 第1章 図書館の自由―その根拠を求めて(共著) ※1985.6 第2章 知の変化と図書館情報学の課題 ※1995.6 第3章 公共図書館の経営―知

    柳与志夫『文化情報資源と図書館経営』読書メモ - みちくさのみち(旧)
    aliliput
    aliliput 2015/03/12
    図書館を軸にした公共論の本がたくさんでひゃっほい
  • 楊暁捷・小松和彦・荒木浩編『デジタル人文学のすすめ』読書メモ - みちくさのみち(旧)

    「デジタル人文学」という領域 このたび、勉誠出版から刊行されている『デジタル人文学のすすめ』というをいただいた。 デジタル人文学のすすめ 作者: 楊暁捷,小松和彦,荒木浩出版社/メーカー: 勉誠出版発売日: 2013/08/01メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る 帯にはこうある。「人文学の未来を考える デジタル技術と人文学との出会いは、いったい何をもたらしたのか――われわれはいま何を考え、どのように行動すべきなのか――」 とっても壮大で、いい。 書では、デジタル技術と人文学を融合させた「デジタル人文学」(Digital Humanities)について「現在の立ち位置を確認し、さらなる発展のための思考の拠り所を提供すること」(16頁)を課題にしているという。 デジタル人文学自体が耳慣れない言葉かもしれないが、カレント・アウェアネスなどではすでに「デジ

    楊暁捷・小松和彦・荒木浩編『デジタル人文学のすすめ』読書メモ - みちくさのみち(旧)
    aliliput
    aliliput 2013/08/20
    ITって言わずにデジタルと言っているところに意気込みを感じるし垂直的な展開は今まで議論がなかったのでとても興味がある
  • 文化と社会のパラドクスについて――明治時代の「美術」問題から - みちくさのみち(旧)

    芸術は誰のものなのか。みんなのものなのか、あるいは見る人が見て分かれば良いものなのか。マルクス主義なら使用価値に対する交換価値としてこれを論じるだろうし、文化人類学なら生存財に対する威信財としてこれを論じるだろう。そのパラドックスは、私が愛してやまない『ギャラリーフェイク』第一話のモネのつみわらの話に集約的に表現されている。 ギャラリーフェイク(1) (ビッグコミックス) 作者: 細野不二彦出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/09/25メディア: Kindle版 クリック: 9回この商品を含むブログ (7件) を見る 何故急にこんなことを考えついたのかというと、最近、芸術は社会に役立つべきか、とか、あるいはモラルに著しく反する芸術は許容されるべきか、とかいう話題を立て続けに見たからである*1。 ここで時事的な問題をあれこれ批評する趣味は全くないし、当事者の人たちがしかるべく対応さ

    文化と社会のパラドクスについて――明治時代の「美術」問題から - みちくさのみち(旧)
    aliliput
    aliliput 2013/02/13
    すごい最初から論じてて面白い。
  • <アーカイヴ>を思想する、その手前で。 - みちくさのみち(旧)

    少し思うところがあって、ポスト・モダン系、現代思想系のを読んでいる。就職してからすっかりご無沙汰になっていたのだが、やはり学生時代に愛読していた仲正昌樹さんの解説に助けられながらではあるが。また思想系のを手にとってみようと思った理由の一つに、例えば今自分がやっている図書館仕事(集めたり残したりすること)は、哲学的にいってどういう風に基礎づけられるのか、という点があった。年末にポスト・モダンの歴史学批判に応えるを読んでいたせいもあるし、また人から強く慫慂いただいたためでもある。 現代ドイツ思想講義 作者: 仲正昌樹出版社/メーカー: 作品社発売日: 2012/02/25メディア: 単行購入: 1人 クリック: 51回この商品を含むブログ (13件) を見るロゴス中心主義批判、差異と戯れ、脱構築、ポストコロニアル状況での文化批評、道具的理性の批判、否定弁証法、公共圏。馬鹿だと思われな

    <アーカイヴ>を思想する、その手前で。 - みちくさのみち(旧)
    aliliput
    aliliput 2013/02/05
    ミュージアムにおいてはアーカイブの構築根拠についてこんなに強度のある検証がなされていたのか。フーコーのしか知らなかったけれど他のひとの視点がわかってよかった。
  • 国民国家・ナショナリズム・図書館 - みちくさのみち(旧)

    先日出席した勉強会で、とある友人から 「国民国家を構成する図書館、という視点に対し、図書館屋はあんまりにも無自覚すぎるんじゃないか?」 ということを言われた。それを聞いて、「そうだなあ」と思ったのだが、勉強会全体の議論が明後日の方向に行ってしまいそうなところがあり、その場では議論できなかったので、後だしの宿題ということで、少し応答をしておきたいと思って書く。 いわゆる国民国家論については、私が学生時代だった頃は結構流行(そして大学院を中退する頃には徐々に終息・・・)の気味があったのだが、今回のその話を受けて、少し調べてみたら、以下のようになっていた。 NDL-OPACでタイトルに「国民国家」を含む雑誌記事を検索して集計したものである。 1990年以前は、いわゆる国民国家論の文脈とは違うと思われるので除外した。また、雑誌記事索引自体が限定されたデータベースで、採録されていない紀要類もあるので

    国民国家・ナショナリズム・図書館 - みちくさのみち(旧)
    aliliput
    aliliput 2012/06/26
    図書館史学は全然しらないけれど、この話すごく面白い。図書館員の意識が論じられ方に影響しているってところが。
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