2006年にスタジオディーン制作で2クールTVアニメ化され、同スタッフで別ルートが『Fate/stay night UNLIMITED BLADE WORKS』として映画化されたゲームを、ufotable制作で2度目のTVアニメ化。 ルートは映画版と同じらしく、2006年当時でも良いとはいえなかったビジュアル面での向上をねらったアニメ化なのだろう。 初回はプロローグとして、ufotableがTVアニメ化した前日譚『Fate/Zero』と同じ1時間枠。正直にいえば見ていて飽きがきた。 ひとりの少女を視点人物とすることで、漫然と人物紹介しただけの『Fate/Zero』初回よりは一本筋がとおっている。しかし、その分わかりやすすぎて画面に釘づけになる動機がない。少女の孤独さを印象づけるためか前半は動きのない場面がつづくが、ならば構図や音響で緊張感を出してほしい。あまった時間を埋めるためか、少女がひ