日本人にとって、英語のR音とL音の問題は永遠の課題なのかもしれない。 「R音は日本語にはないから、日本人には難しい」 こういった話を今までに一体何度聞いただろうか。私が中学で初めて英語に触れたときから言われているわけだから、そこから考えても20年ほどは経過している。下手したら、祖父母の代から、もっと古くから言われているのかもしれない。 「日本人はR音が苦手」とそんなにも長く言われながらも日本人はそれを克服してこなかったのだろうか。未だにR音とL音の議論が盛り上がるところをみると、克服できていないような気がする。 ただ、少しばかり違う声が聞こえてくるという風にも最近は思う。 「日本人はR音に力入れ過ぎ。L音がちょっとおかしい」というものだ。 日本人はR音について突かれ過ぎ、とうとう舌を思いっきり巻くことにしたらしい。 それが「気合が入りすぎている」と言われるゆえんなのだろう。そして、L音に関