先日、現場で行われていたKPTのふりかえりに参加して、いくつかアドバイスしてきました。KPTについては、以前に書いたこちらの記事をご覧ください。 KPTでのふりかえりは、現場での改善を行うものですが、良いふりかえりをするためには、視点と観点の双方の広さが必要になってきます。時折、熟練者が第三者として参加することで、現場だけでは見えなかったことに気付けたりします。 特に、現場の改善を目指そうとすると、つい「作業の効率化」だけにフォーカスをしてしまいがちです。どれだけ早くするのか、無駄はないか、だけを考えてしまうと、「仕事の本質」を見失ってしまうことがあります。今回の記事では、「仕事」と「作業」の違いから、「仕事の本質」との向き合い方について書きました。 Berry Hard Work / JD Hancock 「仕事」と「作業」は違うもの 決して日本語としての定義の話をしたい訳ではないですが