前回に引き続き、電通イージス・ネットワークCaratの「TOP 10 TRENDS」から2016年の大潮流を紹介します。 「コミュニケーションの未来はテレパシーだ」とマーク・ザッカーバーグ氏は語った。今、キーボードや音声を使わずに 、コミュニケーションが図れるサービスが現れ始めている。 ユニクロはシドニーで、店舗を訪れた顧客の脳波を測定し、ぴったりのTシャツをお薦めするサービスを実施した。アップルウォッチの出会い系アプリTinderでは画面に現れた人を気に入ったら右に、パスするには左にスワイプするが、米広告会社はそれを進化させ画像を見たときの心臓の鼓動を測定し、自動的に左右にスワイプしてくれる“ハンズフリー”のTinderを開発した。 スペインの通信大手テレフォニカのリサーチャーは、スマホのアプリを開く頻度や使用状況から、今ユーザーが退屈しているか、ストレスを感じているかなどを分析する。