アース製薬でヒット商品「ごきぶりホイホイ」の開発を手がけた同社元常務取締役、木村碩志(きむら・ひろし)氏が10日午前4時56分、前立腺がんのため、赤穂市民病院で死去した。82歳。赤穂市出身。自宅は赤穂市加里屋2476の25。通夜は12日午後6時から、葬儀・告別式は13日午前10時半から、いずれも赤穂市南野中625の1、赤穂メモリアルホールで。喪主は長男謙介(けんすけ)氏。 京都大大学院で薬学博士号を取得。祖父の秀蔵さんが創業した木村製薬所(現アース製薬)に入社後は、殺虫剤開発で数々のヒット商品を生み出した。 「主婦の悩みを解消したい。人の役に立ちたい」が口癖で、妻玲子さん(75)は「新聞の切り抜きを欠かさない研究熱心な夫。人を喜ばせるのが大好きでした」としのぶ。亡くなる直前には「生まれ変わったら、海外に営業で走り回った50代に戻りたい。また一緒の家族になろう」と語っていたという。 赤穂青年
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