サッカーJリーグの各クラブの昨年度の財務状況が発表され、J1とJ2では債務超過のクラブが初めてなくなりましたが、J1のサガン鳥栖が2期連続の赤字となり、Jリーグでは経営改善のサポートを続けるとしています。 Jリーグは3月期決算のため、5月の発表からは漏れていたJ1の柏レイソルと、J2のジュビロ磐田も加えたJ1とJ2の合わせて40クラブの昨年度の財務状況を発表しました。 それによりますと、債務超過のクラブは前の年度は11ありましたが、昨年度はすべて解消され、初めてなくなりました。Jリーグは各クラブが広告収入を増やすなど健全な経営を進めている結果だとしています。 その一方で、サガン鳥栖は昨年度、3億6000万円の赤字で2期連続の赤字となり、今年度も赤字となった場合はリーグに参加できなくなります。Jリーグでは、サガンへの経営改善のサポートを続けていますが、「改善しつつある」として注視していく方針