1月30日、デジタルハリウッド大学にて「アニメ・ビジネス・フォーラム+2013」が開催され、アニメビジネスの現状と今後の展望に関する講演が行われた。 今回はその講演プログラムの中から、「進化するスクリーンメディアの戦略とアニメ産業」「niconicoのアニメ戦略」「サンライズの海外展開について」の3つの講演をレポートする。 進化するスクリーンメディアの戦略とアニメ産業 かつて、アニメといえばTVモニターで見るものだった。しかし、近年ではPCやスマートフォンの普及により、アニメのスクリーンメディア戦略に大きな変化の波がおしよせている。 エー・ティー・エックス岩田氏によると、スクリーンメディアは「デバイス軸」と「時間軸」「場所軸」の3つで分類されるという。たとえば「自宅で(場所)テレビをつけて(デバイス)ライブ鑑賞する(時間)」と、「移動中に(場所)スマホで(デバイス)好きなときに見る(時間)