2016年11月04日 うつ病や過労死の要因として、またブラック企業の典型例として、昨今何かと話題となる長時間労働である。多くは会社や上司が要因となるが、社員自身が要因となっているケースも少なからず存在する。 社員そのものが要因となっているケースには、次の4つのタイプを指摘できる。 ① 残業代目当て ② 完璧主義 ③ 要領が悪い ④ 会社にいるのが好き(=他に居場所がない) これらは相互に重なって存在する。たとえば、「早く家に帰ってもしょうがないし、会社にいれば残業代も入るので、のんびりとやるか」と考える①と④の複合タイプである。また、完璧主義であり、かつ要領も悪いという②と③が複合したやっかいなタイプも存在する。 長時間労働の背景に人手不足や納期対応などの要因もあるが、言えるのは、この人たちはどのような部署・時期であっても、基本的に残業が多いということだ。つまり、仕事の問題ではなくヒトの