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ブックマーク / gendai.media (62)

  • 【独自】政権に切り捨てられた「コロナ専門家」たちの悲惨な末路…なぜ尾身も西浦も感謝されなかったのか《コロナ専門家はなぜ消されたのか》(広野 真嗣) @gendai_biz

    1月17日に緊急出版される広野博嗣『奔流 コロナ「専門家」は、なぜ消されたのか』(講談社)が発売前から話題になっている。当事者である西浦博氏自身が、自身のXで「自分で言ったこととはいえ、この国に関するエピローグの締めくくりを読んでつらい気持ちになってしまいました」と語っている。 政権と世論に翻弄されながら危機と闘ったコロナ感染症「専門家」たちの悲劇とは何だったか? 弩級ノンフィクションの一部を紹介しよう。 英国の「その後」はなぜ日と段違いなのか 西浦博が「完全にディフィーテッド(敗北)」と悔しそうに総括したこともあった。 それは政府に参画して分析を提供する専門家の層の厚みにおいて、疫学の先進国に彼我の差を見せつけられたことだ。22年2月に世界に先駆けてコロナの規制を全廃した英国は「その後」が優れていたという。 「緩和の後、英国は1年以上にわたってオックスフォード大学やケンブリッジ大学が国

    【独自】政権に切り捨てられた「コロナ専門家」たちの悲惨な末路…なぜ尾身も西浦も感謝されなかったのか《コロナ専門家はなぜ消されたのか》(広野 真嗣) @gendai_biz
  • あの大ヒット商品にパクリ騒動が…? 「空調服」裁判の意外な結末(竹内 謙礼) @moneygendai

    工事現場などでよく見かけるようになった、“ファン付きウェア”「空調服」。昨年130万着を生産したこのヒット商品に、じつは「訴訟問題」が起きていたことを明らかにしたのが、『訴訟合戦』の著書もある経営コンサルタントの竹内謙礼氏。株式会社空調服側の勝訴で幕を閉じたかのように見えた裁判には“その後”が存在した。中小企業も無視できない知財裁判の行く末とはーー? 忘れかけていた「空調服」裁判のその後 初夏の暑さの中、マスクをしてふと思った。 「マスクにファンをつけたら涼しいのではないか」 しかし、それがすぐにバカバカしいアイデアだということに気づく。ファンをつけたらウイルスを吸い込んでしまい、マスクの意味がない。 ともあれ、その考えを思いついたとき、工事現場で見かけるファンのついた作業着のことを思い出した。服の中に風を送り込むことが、いかに画期的なアイデアであったことを改めて気づかされた。 空調服の裁

    あの大ヒット商品にパクリ騒動が…? 「空調服」裁判の意外な結末(竹内 謙礼) @moneygendai
  • 「なぜ私たちは自殺をしてはならないのか?」、哲学・思想の歴史から導かれる「意外な答え」(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz

    「なぜ自殺をしてはならないのか」。この問いに導かれて、アメリカ歴史学者ジェニファー・マイケル・ヘクトが哲学の歴史の森に分け入り、思索し、著した『自殺の思想史――抗って生きるために』の邦訳が、このたび、みすず書房より刊行された。批評家のベンジャミン・クリッツァー氏が、同書の議論を紹介する。 「自殺」の論じられにくさ 「自殺」は重大な問題だ。大半の人は、家族や友人が自殺をしようと考えていることを知ったらそれを阻止しようと努力するだろうし、親密な相手が自殺を検討したことがあるという事実を知るだけでもショックを受けるだろう。自分自身が自殺を考えていた時期がある人は、その時分の記憶を苦々しさや不安と共に思い返すはずである。そして、実際に家族や友人に自殺してしまい、心に傷を抱えながら生きている人は多々いる。 また、自殺は個人的にだけでなく社会的にも重大な問題と見なされている。自殺者が多い社会はそうで

    「なぜ私たちは自殺をしてはならないのか?」、哲学・思想の歴史から導かれる「意外な答え」(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz
  • 「まるで津波…」 梅雨の時期に知っておくべき“津波洪水”という新脅威(サイエンスZERO) @gendai_biz

    梅雨時期の豪雨災害が毎年のように全国各地で発生しています。昨年の「令和2年7月豪雨」では、熊県の球磨川流域で50名もの尊い命が奪われ、6000棟を超える家屋が被災しました。 堤防をはるかに超える濁流が川と集落を一体にして激しく流れ込み、多くの家屋を流失させたのです。被災者の多くがその破壊力は過去の洪水のものと別次元だと証言、「まるで津波のようだった」といいます。 NHKサイエンスZERO取材班は専門家とともに、こうした濁流を“津波洪水”と名付け、その脅威を徹底検証しました。これは決して一部の地域だけの話ではなく、平野や都市部など全国各地で起こりうること。新しくなったハザードマップの重要性も含め、今後、さらに進むと考えられる豪雨激甚化時代の新たなリスクと対策を考えます。 “津波洪水”の破壊力:球磨川からの報告 昨年の「令和2年7月豪雨」では、被害の大きかった熊県南部でこれまでの観測記録を

    「まるで津波…」 梅雨の時期に知っておくべき“津波洪水”という新脅威(サイエンスZERO) @gendai_biz
  • 「何者かになりたい人々」が、ビジネスと政治の「食い物」にされまくっている悲しい現実(熊代 亨) @gendai_biz

    「何者かになりたい」。多くの人々がこの欲望を抱え、日々を奔走し、消耗している。そして、モラトリアムの長期化に伴い、こうした問題は高齢化し、社会の様々な面に根を張るようになった。 新刊『何者かになりたい』を上梓した精神科医・熊代亨が、現代人の揺れるアイデンティティに迫る危機を暴く。 古くて新しい悩み 「何者かになりたい」「何者にもなれない」──こうした願いや悩みは古くもあり、新しくもある。 今、ツイッターで「何者かになりたい」と検索すると、たくさんの人がこの願いを投稿しているさまがみてとれる。「何者にもなれない」で検索すると、さらに多くの人のつぶやきが見つかり、「何者にもなれない○○」と名乗るアカウントも複数見つかる。 こうした願いや悩みは、人々のアイデンティティが定まりづらい時代ならではのものだ。たとえば江戸時代の武士や農民は、身分やイエによって「何者か」になるか決まっていたから、こうした

    「何者かになりたい人々」が、ビジネスと政治の「食い物」にされまくっている悲しい現実(熊代 亨) @gendai_biz
  • 芥川賞受賞『推し、燃ゆ』の宇佐見りんが語る「“推し”と“癒し”の関係」(宇佐見 りん) @gendai_biz

    芥川賞受賞『推し、燃ゆ』の宇佐見りんが語る「“推し”と“癒し”の関係」 恋人とも家族とも違う、推しという存在 芥川賞を受賞した『推し、燃ゆ』の著者である宇佐見りん氏へのインタビューをお送りする。 「推し」という概念 ―芥川賞受賞で一躍話題となった作『推し、燃ゆ』。この物語は主人公の女子高生・あかりの「推し」ているアイドルがファンを殴り、炎上するところから始まります。「推し」や「推す」は最近の言葉だと思いますが、「ファン」とはどう違うのでしょうか? ファンというのは、スターや芸能人を応援する側の言葉です。追っかけや親衛隊もそうですよね。 それに対して「推し」は、応援される側を指す言葉で、アイドルの世界で使われていたようです。「私のいち推し」という意味での「推し」で、彼らを応援することを「推す」と表現します。 「推し」という言葉が独特なのは、潜在的に「私の」という所有格が付いているところ。「

    芥川賞受賞『推し、燃ゆ』の宇佐見りんが語る「“推し”と“癒し”の関係」(宇佐見 りん) @gendai_biz
  • なぜ日本企業だけ「テレワークによって生産性が落ちる」のか? その根本的な理由(加谷 珪一) @gendai_biz

    なぜ日企業だけ「テレワークによって生産性が落ちる」のか? その根的な理由 海外では生産性が上がっているのに… 新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、テレワークにシフトした企業も少なくないが、一方で、効果について疑問視する声は根強い。米国など諸外国ではテレワークによって生産性が向上したという共通認識が出来上がっており、日との差が際立っている。 テレワークの実施について二極化が進む パーソル総研の調査によると、2020年11月時点においてテレワークを実施している正社員の比率は全国平均で24.7%だった。大手企業の社が集中し、感染状況がより深刻な東京都は45.8%とかなり高いが、地方では4%を切っている地域もある。 内閣府が行った類似の調査においても、東京23区のテレワーク実施率は42.8%、全国平均は21.5%と、近い数字になっている。バラツキはあるものの、首都圏では約40%、全国

    なぜ日本企業だけ「テレワークによって生産性が落ちる」のか? その根本的な理由(加谷 珪一) @gendai_biz
  • 日本最大の右派団体「日本会議」と安倍政権のただならぬ関係〜なんと閣僚の8割が所属(魚住 昭) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    安倍政権の"黒幕“!? ちょっと前の話になるが、6月15日、日外国特派員協会での記者会見で面白いやりとりがあった。質問者はエコノミスト誌のマクニール記者。答えたのは慶応大名誉教授の小林節さん(憲法学)である。 小林さんは例の憲法審査会で安保法制を「違憲」と言い切った3学者の1人だ。もともとは憲法学会で改憲派を代表する存在だったが、今回の安倍政権の解釈改憲については、立憲主義の根幹を揺るがすものだとして真っ向から反対している。 マクニール記者「集団的自衛権行使を合憲としている憲法学者が3人いて、彼らはみんな、日会議に属している。それは何を意味しているのか?」 日会議は安倍政権の”黒幕”とも噂される日最大規模の右派団体だ。そしてマクニール記者の言う3人とは、菅官房長官が安保法制を支持する憲法学者として名を挙げた西修・駒沢大名誉教授ら3氏を指す。 つまりマクニール記者はこう訊いたのである

    日本最大の右派団体「日本会議」と安倍政権のただならぬ関係〜なんと閣僚の8割が所属(魚住 昭) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
  • 日本人は知らない…日本人がどんどん「貧しく」なっている「本当の理由」(小島 健輔) @moneygendai

    コロナが世界を蹂躙して経済が停滞しオリンピックどころではなくなっているが、コロナ前から先進国で最も凋落が著しかったのがホスト国である我らが日で、コロナ禍も加わって“斜陽”が止まらなくなっている。 家計調査を見ても、財務省の平均給与と国民負担率を見ても落ちるところまで落ちた感があるが、インバウンドも期待できないのに無理してオリンピックを開催したら一段と貧しくなってしまうのではないか。いったい誰が日をここまで貧しくしてしまったのだろうか。流通ストラテジストで『アパレルの終焉と再生』の著者、小島健輔氏が「当の理由」を解説する――。 家計消費支出に見る「日人の貧困化」 総務省家計調査(二人以上世帯)の20年平均消費支出が前年から5.3%も減少し、「被覆及び履物」支出は18.9%、「教養娯楽」支出は同18.6%も減少したが、コロナ禍ばかりが要因ではなく、その前から日は貧しくなっていた。 2

    日本人は知らない…日本人がどんどん「貧しく」なっている「本当の理由」(小島 健輔) @moneygendai
  • 貧乏な人とはここが大違い! 金持ちが絶対にやらない3つのこと(菅下 清廣) | マネー現代 | 講談社(1/4)

    大金持ちになりたい――誰もが見る夢には、しかし世にも残酷な法則がある。金融の知識を学ぶ必要があるのは当然としても、それより重要なのは普段の生活態度だと、メリルリンチをはじめとする名門金融機関に勤務し米国の超富裕層(スーパーリッチ)をよく知る菅下清廣氏は言う。 日常生活でお金持ちが絶対にしない3つの無駄を、菅下氏の著書『絶対大金持ちになる 死ぬまで働かされる人生からの脱出法』からご紹介する。 怪しい人が近づく時点で貧乏確定 今でこそ余裕のある暮らしをしている私ですが、子どもの頃は貧乏暮らしでした。大学時代も学業はそこそこに、ありとあらゆるアルバイトに精を出しました。 長く働いたのは京都の髙島屋です。なかでも日当のいいのがランドセル売り場でした。私はそこで、1日で69個を販売するという最高記録を樹立してメーカーからボーナスをいただき、幹部から直々に「うちの会社に来ないか?」とスカウトまでされま

    貧乏な人とはここが大違い! 金持ちが絶対にやらない3つのこと(菅下 清廣) | マネー現代 | 講談社(1/4)
  • これから給料が「下がる仕事」「上がる仕事」全210職種を公開(週刊現代) @gendai_biz

    ※「アフターメンテナンス」は施工後物件の点検、修繕などアフターフォローにかかわる仕事。「騎乗員」は育成・生産牧場などで競走馬の育成、調教など全般にかかわる仕事。「製缶工」は鋼板を使って産業機械の重要部材などを製造する仕事。「牧場作業員」は酪農牧場などで搾乳など牛舎内雑務全般を担う仕事。「アイリスト」はまつげエクステなどまつげ関連施術を行う仕事。「作業療法士」は障害を負った人や心身機能が衰えた人などのリハビリを担う仕事。「言語聴覚士」は言語障害、聴覚障害を負った人などのリハビリを担う仕事 ※「製材工」は製材工場などで木材加工を担う仕事。「生活支援員」は施設などで障害を持った人の日常生活支援などを行う仕事 ※「教習指導員」は自動車教習所でのインストラクター ※「サービス提供責任者」は訪問介護においてコーディネーター業務全般を担う仕事 「週刊現代」2018年5月5日・12日合併号より

    これから給料が「下がる仕事」「上がる仕事」全210職種を公開(週刊現代) @gendai_biz
  • 新型コロナに95%の予防効果「mRNAワクチン」とは何なのか(小林 雅一) @gendai_biz

    「数週間で生産できる」との見方も 米ファイザーの新型コロナ・ワクチンが早ければ来月半ばにもFDA(品医薬品局)から承認され、医療関係者など一部対象者に向けて接種が始まる見通しだ。また米国のスタートアップ企業モデルナのワクチンも、その後を追って実用化される公算が高い。いずれも数万人の被験者を対象にした臨床試験で「95%の予防効果がある」と報告されている。 両ワクチンとも、細胞内の「mRNA(メッセンジャーRNA)」という遺伝物質を人工合成して得られる医薬品であることから「mRNAワクチン」と呼ばれる。その最大の長所は、開発に要する期間が極めて短いことだ。 従来の不活化ワクチン等の場合、実際に感染症を引き起こすウイルスを科学者が入手してからでないと開発に取り掛かれなかった。また、開発から製品化までには5~10年以上を要するとされた。 これに対しmRNAワクチンでは、インターネット等を通じてウ

    新型コロナに95%の予防効果「mRNAワクチン」とは何なのか(小林 雅一) @gendai_biz
  • アベノミクスで「雇用と賃金」は結局どうなったのか、数字で徹底検証する(飯田 泰之) @gendai_biz

    アベノミクスで「雇用と賃金」は結局どうなったのか、数字で徹底検証する 雇用は500万増、じつは実質賃金も… 突然の辞意表明以来、その安倍政権の各政策について数多くの評価・批判が行われている。なかでも安倍政権発足時、またはそれに先立つ自民党総裁選以来の看板であった経済政策についての評論は多い。 ある者はその功績を讃え、ある者はそれを誹(そし)る。このように、大いに評価が分かれる議論考えるにあたっては、その成果を数字から検討するとよいだろう。ここでは雇用・賃金と当初のアベノミクスの「1目の矢」である金融政策の関係を中心に考えていきたい。 なお、統計データ自体は客観的な事実であるが、その取捨選択が恣意性を免れることはない。ご存じの向きもあるだろうが、筆者はアベノミクス――そのなかでも大胆な金融政策の効果は大きく、今後もその強化や財政政策と連携してのさらなる発展が必要であると考えている点にご留意

    アベノミクスで「雇用と賃金」は結局どうなったのか、数字で徹底検証する(飯田 泰之) @gendai_biz
  • 一つの「失言」で発言の場を奪われる…「キャンセルカルチャー」の危うい実態(ベンジャミン・クリッツァー) @gendai_biz

    ピンカーへの除名請求の背後にあるもの 今年7月、著名な言語学者であるスティーブン・ピンカーをめぐる「学会除名騒動」が起きた。ピンカーをアメリカ言語学会の 「アカデミック・フェロー」および「メディア・エキスパート」の立場から除名することを請願する公開書簡が発表されたのである。 公開書簡の内容は、ピンカーはこれまでに人種差別の問題を矮小化するような主張や差別に反対する人の声を抑圧するような主張を続けてきて、結果として人種差別の問題を継続させることに与している、と批判するものであった。 しかし、公開書簡で挙げられている過去のピンカーの主張(その多くはツイッターに投稿されたもの。数年前のツイートも含む)を見てみても、ピンカーが人種差別の問題を矮小化したり差別に反対する人の声を抑圧したりしていることを示す直接的な証拠だとはいえない。公開書簡は、「ピンカーは人種差別の問題の原因に関して、活動家たち(公

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  • コロナの陰で、安倍官邸「やり放題の官僚人事」その厚遇ぶりに呆れる(時任 兼作) @gendai_biz

    当の官僚も「おかしい」と警告 「今に始まったことじゃないが、おかしな役人人事が次から次へと行われている。新型コロナウイルスの話題で国民の目がそらされているのをいいことに、安倍政権はやりたい放題だ。何とかしないと、中央省庁全体がおかしくなってしまう」 さるキャリア官僚が危機感もあらわに、そう警告した。 これまでも安倍政権では、安倍晋三首相の“お友だち”や覚えのめでたい役人たちが、報酬のいい国家の要職に抜擢されたり、栄転したりしてきている。それが新型コロナウイルスの騒動に紛れて、さらにひどくなったというのだ。同キャリアが続けた。 「検事総長の人事に絡んで、政権に近い黒川(弘務)氏の定年を脱法的に延長したことが問題視されているが、政権の奔放さはそんなレベルじゃない」 最近の主要な人事を調べてみたところ、以下のようなことがわかった。まずは報酬のいい要職への抜擢――論功行賞とみられる人事。 政府は3

    コロナの陰で、安倍官邸「やり放題の官僚人事」その厚遇ぶりに呆れる(時任 兼作) @gendai_biz
  • ビジネス書よりも小説が「ビジネスに役立つ」意外なワケ(角田 陽一郎) @moneygendai

    ジャケ買いする、積読・併読する、感想文やメモは不要、途中でやめていい、速読はしない……。そんな常識をくつがえす読書法を提唱するのは、TBSで数々の人気バラエティ番組を手がけたプロデューサーで、著書『読書をプロデュース』を発表したばかりの角田陽一郎氏だ。「小説はビジネスに役立つ」と、意外なことを言う角田氏。その深い理由を語った。 小説で「想像力」が鍛えられる 読書するということは、想像力を磨くということです。僕は人間にとって、想像力がいちばん大事なものだと思っています。 人生仕事での失敗は「こんなはずじゃなかった」というケースが大半ですが、逆に言えば、それは「その結果を想像できなかった」とも言えるからです。 マンガなどを除けば、はほとんど活字しかありません。読書しているあいだ、読み手はに書かれた内容を頭の中で想像するしかないのです。 人は、読書することで想像力が鍛えられますし、鍛えられ

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  • 任天堂の「新卒採用サイト」が就活生から絶賛される理由(佐藤 タカトシ) @moneygendai

    この3月1日より、2021年卒学生の就職活動が大々的にスタートした。「超売り手市場」が続く中、企業側はどのように学生を惹きつければいいのか。そのヒントは、SNS上で多くの賞賛を集めている、「任天堂」の採用サイトに詰まっている。 「当にドキドキワクワクする!」「何というか仕事の全部が詰まってる」「これは…みんな任天堂で働きたくなるやつ」と共感を集めている理由を分析してみた。 総求人数の半分しか学生が来ない 例年、3月から『リクナビ』『マイナビ』など、2021年卒向けの大手就職情報サイトがグランドオープン。合同説明会や各企業の自社説明会が開催されて、就職活動が格的にスタートする。 しかし、今年は新型コロナウイルスの感染が国内で広がりを見せていることから、各社とも説明会の中止・延期を決定するなど、波紋を呼んでいる。今年の就職活動にどれだけの影響を及ぼすのか、現時点ではまだ不透明だが、それを除

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  • 300万円でも安い?高騰し続ける「ホームページ制作費」の舞台裏(竹内 謙礼) @moneygendai

    ホームページ制作、SEO、リスティング広告……今やどんなビジネスでも必須のインターネット対策。どこに、どれくらいお金をかければよいのか、お悩みの人も多いだろう。近年、高騰しているホームページの制作費。『ホームページの値段が「130万円」と言われたんですが、これって相場でしょうか?』の著者、竹内謙礼氏によれば、「300万円」でも安い部類に入るという。一体どこまでお金をかければよいのか、竹内氏にアドバイスをいただいた。 30万円で作れたのは昔の話 ホームページが世に出始めたのが1990年代の後半。そのころは「インターネット」という言葉を知っている人も少なく、ホームページそのものがめずらしい時代だった。 私自身も、当時、ネットにくわしい知人から「近い将来、どの会社もホームページを持たなきゃいけない時代が来るよ」と言われて、「そんなバカな」と笑い飛ばしたことを覚えている。それだけ、インターネットが

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  • 新型コロナウイルス、実は「マスク着用」より先にやるべきことがある(村上 和巳) @moneygendai

    消毒薬やマスクが飛ぶように売れているが 昨年12月、中国湖北省武漢(ウーハン)市から発生した謎の肺炎。昨年末時点では患者は武漢市のみ数十人程度で原因不明だったが、1月9日に中国当局は原因が新型コロナウイルスとみられると発表した。 中国国内では1月20日以降、感染者数の報告が増加し始め、中国国家衛生健康委員会による1月31日午前時点での発表では死者が213人、感染者は9692人にまで達した。またこの時期は中国の旧正月に当たる「春節」の休暇中で、国内で感染して海外に渡航していた中国人も多く、感染者の確認は30日時点で18か国にまで拡大している。 日ではこの新型コロナウイルス感染症について急遽、感染者の強制措置も可能な感染症法に基づく「指定感染症」と定め、WHOは1月31日、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言する事態に至った。 日でも1月16日には神奈川県在住の中国籍男性の感染

    新型コロナウイルス、実は「マスク着用」より先にやるべきことがある(村上 和巳) @moneygendai
  • 読むと恐ろしくなる……これが「群集心理」の真実だ(まんが学術文庫) @gendai_biz

    ヒトラーの愛読書だった 群衆心理という言葉はもう一般語になってしまって何気なく使っています。誰が言い出したかのか普通は知りません。フランスの社会心理学者ル・ボンという人です。現在では高校の倫理の教科書でもあまり扱われておりません。しかし「ヒトラー演説 - 熱狂の真実 (中公新書)」によりますと、ヒトラーの愛読書だったと言われています。1895年に発行されたですからかなり古いのですが、その約20年後にまさに群衆心理を利用した人物が出現したことになります。悪用しては困りますが重要なであることには間違いない。 「群衆心理」を読むと恐ろしくなるのです。群衆化した人々は何をしでかすかわからない。昨日まで称賛していたのに今日は罵詈雑言、殺してしまえとなるのです。 まんが学術文庫編集長 石井徹

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