北海道七飯(ななえ)町東大沼の山中で28日から行方不明となっている北斗市の小学2年男児(7)の捜索は、31日も手掛かりが見つからないまま、雨のため予定より3時間早い同日午後4時に打ち切られた。 七飯町は陸上自衛隊に災害派遣を要請した。6月1日の捜索は、陸自も加わり、午前8時から約185人態勢で再開する。 31日は、行方不明となった七飯町の大沼付近を中心にした15キロ・メートル四方に加え、両親が「駒ヶ岳の方に行ったのではないか」と、駒ヶ岳の山道付近を捜索するよう要請したため、駒ヶ岳に向かう山道や砂防ダム周辺などを重点的に調べた。1日も、同じ範囲をさらに詳しく調べる。