トヨタ自動車は、3月5日に開幕する「ジュネーブモーターショー2013」に、超小型2人乗りEVのコンセプトカー「TOYOTA i-ROAD」を出展する。テーマは「コンパクトで爽快なモビリティ」だ。 TOYOTA i-ROADは、全幅850ミリというコンパクトなボディで、バイク並みの使い勝手と新しい乗り味による楽しさを提案する。旋回時には、新開発のアクティブリーン機構によって、旋回Gに合わせて車体の傾きを最適かつ自動的に制御する。最小回転半径は3.0メートルと小回りが利く。駐車時は、通常のクルマに比べて2分の1から4分の1の省スペースとなる。 2キロワットの電動モーター2基を搭載し、最高速度は時速45キロ。バッテリーにはリチウムイオン電池を採用。1回の充電で50キロ(時速30キロ定速走行時)を目指す。ボディサイズは2350×850×1445ミリ(全長×全幅×全高)、ホイールベースは1700ミリ