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ブックマーク / ongakudaisukiclub.hateblo.jp (12)

  • ネットの音楽オタクが選んだ2010年代上半期のベストトラック 邦楽編 200位→151位 - 音楽だいすきクラブ

    また性懲りもなくやってしまいました。今回が一番大変でした。 Pitchforkの2010年代上半期のベストトラック企画をパクって8月半ばから、仲間内でデータを集めていたのですが、結果的に200名以上の方にご参加いただきました。当にありがとうございます。おかげで強力なランキングになったと思います。 音楽だいすきクラブはメディアを名乗るほどコンセプトは固まっていないのですが、とにかく音楽のことをあれこれ言うのが大好きな人が揃っています。せっかくいろんなメンバーがいるんだから順位だけではなく、小さな文章を加えました。一応ショートレビューという名目でみんなで作ったのですが、先に謝っておきます。書き手のいない作品があったり、メディアとしての文体が定まっていなかったり、やたら長かったりと結構チグハグです。 でもまあ、その辺はクラブ活動なので許してください。興味のない人は一番下に順位だけ記したのでそち

    ネットの音楽オタクが選んだ2010年代上半期のベストトラック 邦楽編 200位→151位 - 音楽だいすきクラブ
    amashio
    amashio 2015/01/12
  • 渋谷系特集#8「ゴーイング・ゼロから1への飛躍、またはその掌返しについて」 - 音楽だいすきクラブ

    渋谷系って?そう尋ねられたら僕は「海外かぶれでスノッブな連中のスカした音楽だよ」と偽悪的に答えてやろう。偉大なるアンファン・テリブル、フリッパーズ・ギターの2人に倣って。 田中宗一郎は渋谷系を「バブルという戦後最大の張り子の豊かさと戯れること」と揶揄し仮想敵に仕立て、中村一義をその対立項として祭りあげた。「僕ははやく1になりたかったですからねえ。ゼロを目指すって歌われても、って感じでした」という中村一義の発言は、フリッパーズ・ギターのラストアルバム『ヘッド博士の世界塔』収録のこの曲に対して向けられている。 Flipper's Guitar「ゴーイング・ゼロ」 だんだん小さくなる世界で僕は無限にゼロをめざそう 止まるくらいスピードを上げてずっとずっと (「ゴーイング・ゼロ」) 「ぼくは十分に速くあったろうか」というのは浅田彰の『構造と力』の序文に記された自問だが、『構造と力』に端を発した19

    渋谷系特集#8「ゴーイング・ゼロから1への飛躍、またはその掌返しについて」 - 音楽だいすきクラブ
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    amashio 2014/06/27
  • 渋谷系特集 #7「渋谷系とそれ以降の楽しいディスクガイド 1998-2013」 - 音楽だいすきクラブ

    前篇に引き続き、後篇です。そもそも渋谷系が終わったのは諸説あるのですが、大体1996年から1998年という説が多いので、そもそも今回取り上げるのは渋谷系終了後の作品が中心です。 これを見ていただければ、僕たちが渋谷系と繋げたかったものが何か、どうして今この特集をやったのかが少しは伝わるのではないかと思います。その辺に文句をつけていただければうれしいです。現在から出発した渋谷系の特集を作りたかったのです。 見てくれた人、文句をつけてくれた人、当にありがとうございます。そして手伝ってくれたみんな、お疲れさま。楽しかったね。「次はやりたい」と思ってくれた方、またおもしろいことを考えるので一緒に遊ぼうね。 それじゃ最後の50枚です。実は50枚じゃない。その辺は気にせず楽しんで、そして使ってください。(ぴっち) –––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

    渋谷系特集 #7「渋谷系とそれ以降の楽しいディスクガイド 1998-2013」 - 音楽だいすきクラブ
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    amashio 2014/06/25
  • 渋谷系特集 #6「渋谷系とそれ以降の楽しいディスクガイド 1990-1998」 - 音楽だいすきクラブ

    特集「渋谷系って楽しい」はもう少し続きますが、メインのディスクガイドです。今回は1990年から98年までの50枚、そして明日更新する2013年までの50枚、計100枚を集めました。すべての作品に140字のtweet review、そして大体の作品に試聴音源のリンクをつけています。ゆっくり読んで、実際に使っていただけたらうれしいです。 言い訳ですが、これが渋谷系のすべてではありません。渋谷系と呼ばれたアーティストの作品がすべて入っているわけではないし、「渋谷系じゃない!」と思われる作品も入っているかもしれません。今、僕らが魅力的だと思う作品を選びました。僕だけではなくみんなで選び、今回はこうなりました。 このディスクガイドがすべてではありません。だからぜひ「あれが入ってない!」と文句をつけてください。僕もそうやって今までのディスクガイドで遊んできました。ぜひコメント欄に書いていってください。

    渋谷系特集 #6「渋谷系とそれ以降の楽しいディスクガイド 1990-1998」 - 音楽だいすきクラブ
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    amashio 2014/06/25
  • 渋谷系特集 #3「岡崎京子と私」 - 音楽だいすきクラブ

    「なぜ岡崎京子が渋谷系?」と思う人が、もしかしたらいるかもしれないので、後追い世代の僕がわかる程度の解説をします。というか僕の解説でごめんなさい。 岡崎京子は80年代から90年代にかけて、マンガ/サブカル/ファッション誌で絶大な人気を集めました。彼女の活動時期はちょうど渋谷系と同時期にあたり、彼女はフリッパーズ・ギターのファンで、小沢健二も岡崎京子のファンでした(小山田圭吾が彼女のファンなのかはわからないけど、「リバーズ・エッジ」の山田のモデルは小山田圭吾と言われている)。2010年のひふみよコンサートの時には、休業中の岡崎京子がライブに訪れ、小沢健二はステージ上で泣きながらそのことを話しことも報じられました。 僕は完全に後追い世代なのですが、岡崎京子はあの時代の空気を緻密に描き、フリッパーズはあの時代に新たな空気を吹き込んだ存在として、互いに呼応する部分があったのだと思います。だからこそ

    渋谷系特集 #3「岡崎京子と私」 - 音楽だいすきクラブ
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    amashio 2014/06/24
  • 渋谷系特集 #4「渋谷系以降を聴く」 - 音楽だいすきクラブ

    ジャンル名じゃないし、もともと揶揄だったって聞くし、バズワードにしてははっきりしていて、しかしいざ音楽性を見てみると大抵お洒落なもののちょっと掴みづらい。不思議な言葉、渋谷系。私はリアルタイムでは触れていないし、しかも物心ついた頃にはあったというポスト(もしくはネオ)渋谷系なるタームすら知らなかった。渋谷系の指す範囲が、ピチカート・ファイブ、BRIDGE、シトラス、ニール・アンド・イライザ、Luminous Orange、Buffalo Daughter、advantage Lucy、Cymbals、テイトウワ、スチャダラパー、etc……と、あまりにもとりとめないことに驚いたのを覚えている。 過去、または当時の「リアルタイムの洋楽への参照性が強い」とか、「イカ天・ホコ天へのアンチテーゼ」の部分もあったとか、そういうことを聞いたときに今の音楽で「渋谷系」っぽいと呼ばれるものの多くにはカウンタ

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    amashio 2014/06/24
  • 渋谷系特集 #5「花澤香菜は渋谷系の夢を見たか」 - 音楽だいすきクラブ

    花澤香菜は渋谷系の夢を見たのだろうか、いやあるいは渋谷系が花澤香菜を夢に見たのだろうか。 鶏が先か、卵が先か、二項対立気味に垂直したお話を聞かされた時、「やれやれ」と僕は椅子から立ち上がり、ベランダでタバコを吸いながら、隣にいるはずもない花澤香菜という女性に顔を寄せてみた。 花澤香菜の歌声を聴いたのはいつだったろう。まずはそこから思い出そう。 2008年に放映されたTVアニメ『セキレイ』のOP主題歌、ヒロインの一員として彼女もこの作品に参加、オープニング主題歌を歌った(ちなみに花澤香菜がその歌声を初めて披露したのは『月面兎兵器ミーナ』の「トマトの理由」だ)。 なぜ印象深く残ったか、聴いていただければ自ずと分かる。 結(早見沙織)・月海(井上麻里奈)・草野(花澤香菜)・松(遠藤綾)「セキレイ」 Bメロのアタマに歌い出す花澤香菜の歌声はおおよそ、高校時代の授業終わりに無理矢理にカラオケ連れて来

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    amashio 2014/06/24
  • 渋谷系特集 #1「渋谷系はかっこいい」 - 音楽だいすきクラブ

    かっこいい音楽ってなんだろう? 人によってそれはロックだったり、テクノやヒップホップなのかもしれない。もしくはライブでの熱量溢れるパフォーマンス、他には姿勢や生き方にやられる時もあるだろう。ギターの1フレーズや1行の歌詞、もしくはその交差が衝撃を与えることもある。だから「かっこいい」というのは千差万別であり、かっこいい音楽音楽の要素だけを指すとは限らない。そして「かっこいい」とは瞬間的なものでもあり、「かっこいい」がそのまま個性につながるとも限らない。 でもそれはともかくとして、渋谷系はかっこいい。知ってた? そもそも「渋谷系」という単語だけだとどういう音楽を指しているのかがわからない。自分はこの特集を作りはじめた時、渋谷系が「おしゃれな音楽」だと思っていた。なぜならFlipper's Guitarやpizzicato fiveといった渋谷系を代表するアイコンがそうだったからだ。彼らの音

    渋谷系特集 #1「渋谷系はかっこいい」 - 音楽だいすきクラブ
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    amashio 2014/06/22
  • 渋谷系特集 #2「ピチカート・ファイヴから現在まで受け継がれてるアイコンの話」 - 音楽だいすきクラブ

    今回は渋谷系の特集という事で僕も一つ書きたいことがあり参加させていただきました。さて、いろんな事を話す前に「渋谷系」という言葉についてもう一度おさらいしましょう。 そもそも渋谷系とは? 渋谷系という言葉はライターである山崎二郎氏が1993年の春にHMV渋谷店を取材したときに生まれた言葉であり、以降「渋谷系」というのは当時ヒットしていた音楽と関係なく渋谷の輸入盤大型レコード店で売れている音楽、または単におしゃれな音楽を指した言葉として浸透、拡散されていきました。 そんな渋谷系の音楽についてライターの川勝正幸氏は「雑誌THE FACEがポールウェラーに与えた称号『レトログレッシブ』ではないか」と語りました。「レトログレッシブ」は言うなれば「過去の音楽から新しい音楽を生み出すこと」であり、それは「バンドマン」的ではなく「編集者」的な側面が強いとも語っており、フリッパーズギターであり、ORIGIN

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    amashio 2014/06/21
  • 特集「渋谷系って楽しい」をはじめます! - 音楽だいすきクラブ

    特集を作りました。いや、実は今も作っています。 4月に調子に乗って「渋谷系の特集を作る」と言ってしまい「フェス前に公開すればいいかなー」と安易に6月20日という日付を設定して実際に作り始めたのですが、結構大変でした。そもそもズブの素人なのでどうやって特集を作ればいいのかわからないし、「大体ブログで特集ってどうやるの?」というところからはじめなければいけませんでした。舐めてかかったら痛い目に遭いました。 でも「今、渋谷系を掘るのはきっとおもしろいはず」という直感がありました。結果的にはそれは間違っていませんでした。渋谷系って楽しい。これは当。 今、日音楽はロックが主流です。実際にテレビのチャートを見るとアイドルであったり、J-POPで長く活躍するアーティストが10年前から変わらず売れ続けていて、実際にオリコンでトップ10入りするロックバンドは少ないと言われています。しかし音楽を能動的に

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    amashio 2014/06/21
  • tofubeats, okadada, ラブリーサマーちゃん!Maltine Records「東京」ライブレポ+α - 音楽だいすきクラブ

    こんにちは。なべやまひできです。 5月5日に開催されたMaltine Records(マルチネレコーズ)主催のイベント「東京」に行ってきました。今回はそのライブレポをお届けしたいと思います。 「東京」とは? tofubeatsやokadadaなど数多くのアーティストを擁する国内ネットレーベル・Maltine Recordsが開催したイベント。「東京の幻想と現実をテーマに世界各地から新しいダンスポップミュージックアーティストを恵比寿リキッドルームに招集」とのこと。詳しくは公式HPをご覧下さい。 2014 0505 東京 LIQUIDROOM+KATA - MaltineRecords ライブ感想 結論から先に言ってしまうとどのアクトも素晴らしかったのですが、ここでは特に印象に残った3つをレポートしたいと思います。 1. ラブリーサマーちゃん 「ディスコの神様」でもコーラスを担当している宅録D

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    amashio 2014/05/07
  • tofubeats『ディスコの神様』をめぐる今、本当にアツい音楽 - 音楽だいすきクラブ

    tofubeatsの2ndシングル『ディスコの神様』出たね! 今回こそスルーしようと思ったのに。 いや、全然嫌いとかじゃないです。むしろ大好き。tofubeatsの大ファンです!でもデビューからすべての音源を買っているアーティストって他にいなくて、むしろこのまま離れられなくなるんじゃないかと。これは依存症なのかも。そろそろ一度断ってアーティストとリスナーの健全な関係に戻らないと。そう思っていた矢先のMV公開。や・ば・す・ぎ・る。MVに出演しているマチルダ、谷口蘭、入夏、奥村友加里の4人が素敵過ぎるのもあるけど、満を持して登場した藤井隆とtofubeatsの姿に大興奮。スターだよ!オーラ半端ないよ!や・ば・す・ぎ・る!3分40秒からの展開は必見です。ダンスピーポーならうれしすぎて泣くにちがいない。 tofubeats「ディスコの神様 feat.藤井隆」 しかも今回の「ディスコの神様」にはコー

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    amashio 2014/05/02
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