《まるで記録を残すために撮影した沈没前の動画》 窓に打ち付ける波しぶきに荒れ狂う海。船内にいる乗客たちの姿。 やがて船内に響き渡る叫び声。船で一体何があったのか。 そして乗客が届けたかった〝最後のメッセージ〟とは 沈没前に撮影された「カズワン」の船内 あの日、知床沖で沈没した観光船「カズワン」。冷たい海に沈んだこの座席で、揺れ動く船内を必死に撮影し続けた乗客がいました。 最初の救助要請のおよそ1時間前、乗客のカメラに残されていた船内の映像です。海は荒れ、船は上下に大きく揺れています。 撮影していたのは乗客1人優さん。鉄道など乗り物が好きで誰にでも優しい性格だったといいます。 発見された優さんのデジタルカメラ 《ボランティアが奇跡の発見》 事故から2年以上が経った2024年8月。知床半島の先端で行方不明者を捜索していたボランティアが砂浜に打ち上げられていた優さんのデジタルカメラを見つけました

