ソンクラン(タイ正月)期間、デモ騒ぎのバンコクを後にしてチベットに出掛けると言い出すと、「またですか?」と周りの反応受けたが、僕はこれまでチベット自治区に足を踏み入れたことはない。そんなわけで、今回はガイド頼んでラサ+シガチェのチベット初心者コース。 ラサ空港に降り立つと、春らしい陽気で寒さは感じない。 28歳、2歳児の母親という、とても英語の上手なチベット人女性ガイドがターミナルの外に迎えに出てくれていた。普通話(マンダリン)も不自由なさそうだけど、漢字の読み書きはできないらしい。 空港を出た車は、ヤルツァンポ川に掛かる大きな橋を渡って、岩山にぽっかり空いたトンネルに吸い込まれていく。2005年にこの新しいトンネルができて、市内へのアクセスがぐっとよくなったらしい。2007年には西蔵鉄道もできて、チベットの中国化がどんどん進んでいると聞いてはいるけど・・・