この地方一帯(ソク県、シン県、ディル県)は08年以降、厳しい弾圧が続いていることで有名である。特に最近、共産党十八大会を控え、さらに厳しい警戒の下にあるという。至る所に検問所が設けられ、身体検査が行われ、特にリンゴ印の携帯を持っていることが見つかれば、連行され、wechat等を通じ外国と連絡を取った経歴がないかどうかをチェックされるという。 ■チベット語入力ソフトがプレインストールされているiOS 僧タシ・ノルブの逮捕だが、iPhoneを持っていたことだけを理由に逮捕されたのか、それともiPhoneで外国と連絡を取ったことが判明したのかは、記事にははっきりと書かれていない。 ちなみにiPhoneにはチベット語がプレインストールされており、複雑な操作をすることなく、チベット語の読み書きが可能だ。もちろん写真や映像も送ることもできる。中国にはニセiPhoneが流通しているが、その多くはアンドロ