Vaporwave特集 #6 ヴェイパーウェイブの派生ジャンル、Future Funkのサウンドは、それまでよりもアッパーでダンサブル。新しいファンを獲得し、より広い層に届いた。 アートワークは、レトロウェイブとも呼ばれる16bitゲームライクなグラフィックや、コマーシャル、アニメ作品からインスパイアされているものも多い。そのなかで日本のポップスがサンプリングされて広まったこともあり、シティ・ポップが海外で再評価されるきっかけをつくったとも言われている。 イギリスの音楽プロデューサー・TANUKIもそのクリエーターのひとりで、2015年にリリースした『BABYBABYの夢』は、YouTubeでも紹介されて720万再生を突破。今年の5月には、各国のクリエーターたちとともに来日し、80年代日本アニメの楽曲を制作していたミュージシャンたちと、共同制作をするイベントに参加した。 日本の音楽に対して