テレビやラジオ、あるいはネット動画で著名人らが話した内容を活字に書き起こし、インターネット上で紹介する人が増えている。著作権のルール上は、許諾を得ずに無断でこれらを利用することは認められないはず。だが、「ネットで書き起こされる流れはもう止められない」と指摘する声もある。当事者たちは、どう考えているのだろうか? ネット上では、ラジオの放送内容をベースにしたブログなどがいくつも見られる。中でも、本格的なラジオ番組の書き起こしサイト「ラジおこし」は、今年5月に発足。ニッポン放送やTBSラジオ、文化放送など、主要なラジオ局が放送する番組の一部を書き起こし、サイトで無料で閲覧できるようにしている。1日2本ほどの記事をアップしており、月間の閲覧数(ページビュー)は早くも15万ほどに上っているという。 また、今年3月に放送されたフジテレビ「笑っていいとも!」の最終回では、司会のタモリさんとビートたけしさ
来年の4月採用に向けて民放キー局やNHKの採用活動がほぼ一段落した。残っているのはTBSなど一部の放送局の夏採用やNHKの秋採用だけだ。 テレビの世界に進む若者たちには、テレビという面白くて刺激的なメディアをもっと楽しく面白くタメにになるものにしてほしい。 報道の分野ならば、ぜひあまり表に出てこない社会の問題や権力の暴走を暴いて、世の中が変な方向に向かわないように「社会の木鐸」としての役割を発揮してほしい。 テレビの職場は、それだけの価値がある場所だと思う。 ところが・・・! ちょっと心配なことが耳に入ってきた。 現在は大学に合格した場合でも入学式を前にLINEで「○○大学×学部新1年生」などの「グループ」が出来てどんどん広がる時代だ。 「キー局内定者」も、すでにLINEのグループを作っているという。「キー局内定者飲み会」の呼びかけも行われ、まだ顔見知りになる前にLINEで「つながっている
来月のあたまに、筆者が講演をさせていただく、立命館大学ゲーム研究センターのウェブページが、今朝起きたら、炎上していた。 私は、この件の当事者…というには、微妙な立ち位置ではあるが… まずは、ゲーム研究のコミュニティの一員としては、ゲーム研究にご協力を検討していただける皆様に、不快な気持ちを起こさせてしまったこと自体に対して、お詫び申し上げたい。 と、同時に、本件については、情報が十分に伝わりきっていないところもあるようなので、当事者…に比較的近い立場の解説者というところから、状況を整理させていただきたい。 炎上の経緯ことの次第は、私の認識する限り、次のような経緯である。 (1)だいぶ昔から※1、立命館大学ゲーム研究センターは、ゲームソフトのアーカイブを作るというプロジェクトを行っているのだが、2ヶ月ほど前に、複数の新聞や雑誌などで紹介された。 ゲーム研究の取り組みの一部が、きちんと世の中に
突然の記者発表 フジテレビの「ほこ×たて」で発覚したヤラセ問題。10月24日にフジテレビが発表した内容によると「収録の順番や対戦の運営方法について不適切と思われる演出が確認された」という。「放送を当面自粛する」ことも発表された。 いったい何があったのか? 問題となったのは10月20日に放送された『ほこ×たて2時間スペシャル』。その中のコーナー「絶対命中スナイパー軍団VS.絶対逃げるラジコン軍団」で、アメリカのスナイパー軍団が、日本のラジコン軍団と対決するというコーナー。高速で動き回るラジコン車やラジコンヘリ、ラジコンボートを銃で撃つことができるか、ラジコンの操縦者3人と狙撃者3人が「対決」した。 番組を見ると、登場するのが、スナイパー軍団は元空軍のジョージ・レイナス。射撃世界チャンピオンの女性スナイパー、レヤ・キンプレイ。8歳から射撃を始めた海軍最強スナイパーという40歳のベテラン、クリス
コミュニケーションツールでしかないサブカル 渋谷直角のマンガ『カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生』(扶桑社/以下『ボサノヴァ女』)は、とても身も蓋もない内容だ。収録されている5つの短編には、音楽、お笑い、写真、雑誌(同人誌)など、“サブカル的なもの”を愛好する若い男女の悲喜こもごもが辛辣かつ直截に描かれている。 表題作のボサノヴァ女は、枕営業してまでも有名になろうとし、お笑いマニアの小太りの青年はファミレスでバイトをしながら周囲にお笑い的コミュニケーションを吹っかけ、ブロガー男子はおセンチな感傷を日々ブログにアップしつつ小太りの女と付き合い、ライター青年は文学フリマで売ってそうなミニコミの企画を有名ライターに持っていかれ、『TV Bros.』ファンの女性はこれまでの男性遍歴(2人)について語る。 この5編に共通するのは、必ず恋愛や性愛について言及されているこ
GREEが3期連続となる前年割れの決算との観測記事が発表されたことで、ソーシャルゲーム業界への失望が広がっている。 ソーシャルゲームは、基本的にモバイルブラウザ上のWebアプリだ。対して、爆発的なヒットを続けているガンホーのパズル&ドラゴンズ(パスドラ)などは、スマートフォン上のネイティブアプリである。つまりゲーム市場でも、ついにWebアプリがネイティブアプリに追い抜かれたということだ。 PCプラットフォーム上でWebアプリがネイティブアプリを圧倒し、ほとんどのコンピューティングがWebブラウザ上で行なわれるようになったのは2005年以降のことで、そのときの状況がWeb2.0と呼ばれたのは記憶に新しい。 現状でもこの現象は進行しており、音楽アプリ(例えばiTunes)やオフィススイート(Microsoft Officeなど)、写真加工・編集アプリなど、比較的専門性の高いものでなければWeb
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