ギタリスト加茂フミヨシが、『ギター演奏の運動評価による技量獲得暗黙知の解明と教育への応用』という博士論文を東京工科大学大学院バイオ・情報メディア研究科 コンピュータサイエンス専攻 博士後期課程にて完成させ、大学院を早期修了。博士(工学)の学位を取得した。 論文の内容を簡単に説明すると、“もっと強くピッキングしよう!”といった感覚的な説明に終始していた演奏技術を、パラメーターを用いて具体的に示すというものだ。 これにより、パラメーターを用いて、プロと自身の演奏の比較なども可能となる。つまり、これまでの指導法、練習では気づきづらい点の発見や、上達の速度アップなどが期待できる。今回の研究は、我々ギタリストには、ありがたい限りと言えるだろう。 なお、計測には加茂の指導教授である松下宗一郎教授が手掛けた、独自の小型デバイスを着用する。シンプルな構造のため、一般に普及する可能性も秘めている。このあたり
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