大河ドラマ『花燃ゆ』の放送が始まり、もうすぐ4カ月。視聴率は一時、2ケタを割り込むなど低調な状態が続く一方、「歴史ドラマ初心者にも分かりやすい」など評価する声もある。5月3日放送の第18回「龍馬!登場」からは、禁門の変など幕末の動乱を描いた「第2部」が始まる。現在の状況を好転させる“妙手”はあるのだろうか。(本間英士) ■「お手柔らかにお願いします」 「いろいろな原因があると思いますが、主演である以上、私の力不足としか言えません。ともあれ、そこで落ち込んだり、腐ったりしてもしようがない。『至誠を尽くす』という松陰先生の言葉を思い出しながら、最後まで乗り切って頑張りたいと思います。あんまりいじめないで、お手柔らかにお願いします…」 『花燃ゆ』のヒロイン、久坂文(くさかふみ)を演じる井上真央さんは4月20日、「第2部」が5月から始まるのを控えた記者会見で、現在の視聴率の状況について問われ