ポジィティブ・アプローチとは、組織や人の強みや価値に焦点を当てて、その強みの連携を生み出すことで、より高い成果を生み出したり、人々の夢や組織のありたい姿を描くことから目的・目標・アクションプランを導き出すアプローチを指します。 一方で、従来のコンサルティングや、診断型組織開発で採用されていたような、組織の欠陥や弱みに注目し、それを解決したり打開したりするという問題解決手法はギャップ・アプローチと呼ばれています。 従来の組織変革や改善のアプローチは、一般的にギャップ・アプローチが取られていました。米国では「デフィシット・ベースト・アプローチ」とも呼ばれています。 これは、あらかじめ設定された基準と現状とのギャップに焦点を当てて、それを問題として特定し、修正や改善を図るというものです。問題に対しその原因を探っていくために、原因となる要素に還元し、それぞれの機能を分析し、最後に最適解というものを
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