・最近のコメント ・最近のトラックバック ・blog内検索 Syndicate this site (XML) 僕の勤め先の会社が入居しているテナントビルには、1階にビル共有の喫煙室がある。 その壁に、何のためか、赤いテープ状のマグネット(掲示物を壁に固定するアレ)が5枚、くっついている。 誰かがハサミで切ったらしく、太さはまちまちだが、長さはどれも同じ、30cmくらい。 あるとき誰かが、これを組み合わせて意味のある形にする、という遊びを始めた。 これは折畳み椅子の側面図。 タバコを吸わない人には奇妙に聞こえるかもしれないが、喫煙中というのは、意外に「手持ち無沙汰」なのである。喫煙はそれ自体に集中しないとできないようなものではないため、もともとは「何かをしながらするようなもの」だったのだ。近年、「喫煙」という行為だけが日常生活から抽出されて、喫煙用の特定の空間という「形」を与えられたため、