キャリアに悩む=頭の中で1人で悩んでいる 曽山哲人氏(以下、曽山):もしかしたら教員とか、そういった選択肢もあるかもね、とか。 (スライドを指して)これは私が28歳だったらという仮定で書いたものですけども、こういったものをとりあえず書いてきてというのを面談のときによくお願いするんですよ。そうするとよくあるのは、「3個か4個ぐらいまではサラッと書けました。残りがちょっと時間考えて書きました」という話です。 私がこれをもらって必ず聞くのは、「書いてみてどう思った?」ですね。そうすると、「自分の選択肢が広がってちょっと安心しました」という声が出てくることがけっこう多いです。もちろん出てこない場合はもっと相談にのってあげたほうがいいんですけども。 これはなにかというと、選択肢を俯瞰できると人は安心するということなんです。 キャリアで悩むときになにが起きているか。頭の中で1人で悩んでいるんですよ。