会社を辞めた理由は、オフィスでラジオが流れていたから。北九州市の女性(32)にとっては、体調を崩すほどにストレスが大きかった。 大学院生のころ、発達障害と診断された。卒業後、別の会社を経て、憧れていたデザインの仕事ができる会社に就職した。 仕事は楽しかった。ただ、視覚や聴覚などの感覚が過敏なため、オフィスに差し込む光にくらくらし、ラジオの音が頭の中で響いた。2次障害のうつ病が悪化したため、やむなく退職を決意。社長に障害のことを告げると、「君のために会社の環境は変えられない」と言われた。 そんなとき、インターネット上で仕事を受注する「クラウドソーシング」というサービスがあることを知った。2年半前、大手の「クラウドワークス」(東京)に登録し、フリーのイラストレーターとして、自宅でロゴやイラストの制作を請け負うようになった。 以前の職場では、「適当に」「ちょっと」と曖昧な指示を受けると、どうすべ
「障がい者は目障りかつ邪魔」「精神障がい者は人を刺す」そんな意見がNHKの番組で読み上げられたと話題になっている。 この放送について障がい者差別を助長するのではないか、と心配する人がいる一方で、差別する側のホンネを取り上げ議論したNHKのチャレンジ精神を評価するなど賛否両論が交わることになった。 相模原の事件の親族たちは「ホッとしている」? その番組はNHKの福祉情報番組「ハートネットTV」(2017年7月26日放送)。16年7月26日未明に相模原市の知的障害者福祉施設で起きた、元施設職員(当時26歳)による19人の刺殺事件から1年ということで特集が組まれた。 番組ではこの事件に関する意見を募集していて、約1000件が集まった中から16歳の時に事故に遭い車椅子生活をしている詩人・作家の豆塚エリさんはこうしたコメントを読み上げた。 「障がい者は私たちプロの社会人戦士から見たら、目障りかつ邪魔
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く