砂漠のなかに突然現れたオアシス。緑は旅人の心を癒やしてくれるだろう。だが、サハラ砂漠のあるオアシスの木は異様だ。枝中にかなり大きなモフモフしたものがくっついているのである。 暑さからくる幻!? そうではない。なんとこれは木に登って葉や実を食べまくるヤギさんたちなのだ。 木に登るヤギが見られるのはモロッコのサハラ砂漠だ。ヤギが登っているのはアルガンオイル(モロッコオイル)の原料になるアルガンツリーという木である。 砂漠はまさに灼熱地獄。ほかの草木はほとんど育たない。水や食料が少ない中、現地のヤギは生存のために木に登ることを覚えたとされている。 彼らは木登りするだけでなく、枝の上をはねたり跳んだり自由自在。不安定な場所に立っても平然としている。まるで木にヤギが実っているような光景である。この大変珍しい光景は現地の名物にもなっている。 3 名前: させぼ(東京都) 投稿日:2012/0