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さび菌は植物に寄生する寄生菌の一種で、着色したさびのように見える無性胞子(さび胞子)を作ることからこの名がついたのだそうだ。 さび菌は、毎年夏に飛散し、ビャクシン類の植物に付着する。年内に発芽することはまれで、翌春発芽・侵入する。そして2年目の春、まるで小さいニンジンのような太い触手状の突起(冬胞子層)を茎や小枝の上につくり、その木を侵食しはじめるんだ。
01«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.»03 ※9/20追記:関連記事書きました 二酸化炭素と水から違う物質を作り出す人工光合成 予約投稿じゃない新年最初の記事は本の紹介にしようと思っていたのですが、ちょっと気になるニュースが入ってきたので、それについてです。 根岸さん、人工光合成へ挑戦へ(NHKニュース) これは今後エネルギー問題や温暖化を考える上でとても大切な事だし、一定の水準を持って完成すれば人類の知恵と技術が自然のエネルギーサイクルを越える物を作り出したという大金字塔の1つになるでしょう。 ところで上記の記事中に次のような部分がありました。 具体的には、金属の触媒を使って二酸化炭素からコメや麦のような食料やバイオエタノールのような燃料を作り出す、「人工的な光合
共生細菌の異種間移植で、昆虫が新たな性質を獲得 -これまで利用できなかった餌植物上での生存、繁殖が可能な体質に変化- ポイント 共生細菌の異種間移植で、アブラムシの植物適応能力が大幅改善することを発見 “昆虫の植物適応”が生物種を超えて伝播する可能性を示唆 生態系における植物と昆虫の関係の解釈や、害虫対策に新たな概念を提示 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依 良治理事長)と独立行政法人産業技術総合研究所(野間口 有理事長)は、アブラムシ体内に生息する特定の共生細菌を異種間移植することで、ある種のアブラムシが、これまで餌として利用できなかった植物上で生存や繁殖が可能になることを発見しました。これは、理研基幹研究所(玉尾 皓平所長)松本分子昆虫学研究室の土田 努基礎科学特別研究員、松本 正吾主任研究員、および産総研生物プロセス研究部門(鎌形 洋一研究部門長)生物共生進化機構研究グループ深津
前の記事 ネット時代で「読む量」が急増:研究結果 「光合成は量子コンピューティング」:複数箇所に同時存在 2010年2月10日 Brandon Keim Image credit: Bùi Linh Ngân/Flickr 光合成は、植物や細菌が用いる光エネルギーの捕捉プロセスだが、その効率の良さは人間の技術では追いつかないほど優れている。このほど、個々の分子に1000兆分の1秒のレーザーパルスを当てる手法によって、光合成に量子物理学が作用している証拠が確認された。 量子の「魔法」が起きているとみられるのは、1つの光合成細胞に何百万と存在する集光タンパク質の中だ。集光タンパク質は、[集めた光]エネルギーを、光子に感受性のある分子内で回転している電子から、近くの反応中心タンパク質へと輸送し、そこで光エネルギーは細胞を動かすエネルギーへと変換される。 この輸送の過程で、エネルギーはほとんど失わ
「塩水で育つ植物」がエネルギー・食糧問題を解決? 2008年12月 9日 環境 コメント: トラックバック (0) Alexis Madrigal テキサス州ガルベストンに生育するアッケシソウの仲間、Salicornia bigeloviiとSalicornia virginica。 Image: flickr/Anna Armitage 塩水を好む植物が、これまで有効利用できなかった約130万平方キロメートルにも及ぶ土地を、エネルギー用作物などの栽培地に変えてくれる可能性がある。そうなれば、昨年バイオ燃料の成長を大きく妨げるもとになった、食糧か燃料かという激しい論争に終止符が打たれるかもしれない。 塩水を好む作物を栽培することで、世界の灌漑農地の面積を50%増やすことができる。これが実現すれば、代替燃料のメーカーはこうした作物を、罪悪感なくバイオマスとして利用できるようになり、食品価格の
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