乾燥地帯では水が非常に貴重であり、植物を栽培するのは困難です。 しかし、他のエネルギーがないわけではありません。 では、地上に降り注ぐ灼熱の「太陽光」を、水生成や栽培に利用することはできないでしょうか? サウジアラビアのキング・アブドラ科学技術大学(KAUST)生物環境科学工学部に所属するパン・ワン氏ら研究チームは、ソーラーパネルの余熱を利用して空気から水をつくるシステムを開発。 これにより、水のない場所でもホウレンソウを栽培することに成功しました。 研究の詳細は、2022年3月1日付の科学誌『Cell Reports Physical Science』に掲載されています。
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