2022年7月6日のブックマーク (2件)

  • レオ・ベルサーニをめぐって ──クィアが「ダーク」であること──|檜垣立哉

    2022年2月にこの世を去った思想家レオ・ベルサーニ。「ダーク」なクィア・スタディーズとでも言うべきベルサーニの思想の「過激さ」を、哲学者の檜垣立哉が考察する。 レオ・ベルサーニの「過激さ」 はじめに断っておかなければならないが、私はクィア・スタディーズやジェンダー論の専門家ではない。クィア・スタディーズは、現在、アングロサクソン圏を中心に非常に幅広く、思想的な世界も社会的な運動もまきこみながら、またここでとりあげるレオ・ベルサーニもそうであるように、精神分析の理論などをもちいつつ展開されている。私はそれらの仔細をきちんと追っているわけではない。それなのにこの原稿を書いているのは、もう十年も前のことになるが、洛北出版さんから、『親密性』という、ベルサーニとアダム・フィリップスとの共著を、当時の院生と翻訳したからにほかならない。そして、ほとんど日でニュースになることはなかったとおもうが、ベ

    レオ・ベルサーニをめぐって ──クィアが「ダーク」であること──|檜垣立哉
  • <この声を 参院選埼玉>(3)クルド人難民 同じなのに排除「なぜ」:東京新聞 TOKYO Web

    落ち着いた口調には静かな怒りがこもっていた。「私たちも難民なのに、なぜ排除の対象とされるのか納得できない」。五月末、埼玉県蕨市内で開かれた講演会。地元に住んで十年ほどになる二十代のクルド人男性がマイクを握り、よどみない日語で語った。 「私たちも」という訴えの裏にはウクライナの戦禍がある。ロシアの侵攻から逃れた人々を、日政府は千人以上受け入れている。生活費を支給するなど支援も手厚い。「良いことだとは思うけど…。出身国で扱いが違うのではないか」 トルコなど各国で迫害を受けるクルド人は、川口市周辺に約二千人いる。大学生である男性や両親は難民認定を申請しているが、認められた同胞は過去にいない。在留資格がない非正規滞在や、入管施設への収容を一時的に解かれた仮放免の人が多いゆえんだ。

    <この声を 参院選埼玉>(3)クルド人難民 同じなのに排除「なぜ」:東京新聞 TOKYO Web
    anatadehanai
    anatadehanai 2022/07/06
    "「学校行っても在留資格がないから時間もお金も無駄だよ。国に帰りな」。職員は淡々と述べた。仮放免は働くことも、県外へ自由に移動することも許されない。健康保険にも入れない。"