オーガニック志向と排外主義が融合したかのような政策を掲げる「参政党」が、7月の参院選で比例1議席を獲得しました。この出来事に、一部のオーガニック愛好者や関係者からは戸惑いの声が上がっています。同党に対する各方面からの意見に加え、オーガニック給食推進との親和性などの実態から間宮さんがこの参政党に迫ります。 参政党に対する各人の見方投票日直前の7月8日、フォトジャーナリストの安田菜津紀氏は自身のFacebookで、選挙ライターの宮原ジェフリーいちろう氏のブログ『参政党はなぜ気持ちがいいのか~スピリチュアリティに理屈はいらない』を参照して、「自然主義や子育て政策を打ち出し人を取り込みながら(中略)排外主義、差別を内包していると感じます。私の周囲でも、自然派の方、農業に携わる方、そして、Qアノンはじめ元々陰謀論に取りつかれてしまった人など、幅広く、この党に飲み込まれています」と危機感を露わにしてい