2024年4月19日のブックマーク (2件)

  • 伊藤整「組織と人間」 - 紙屋研究所

    「組織のようなものにしばられたくない」と若い人たちがどんどん表明しだしたのは、大学での学生運動が下火になりつつあった1970年代後半以降だろう。1980年代は「政治の季節」が去って、個人主義・消費社会へ…と総括されることがあり、そういう単純な総括自体には違和感はあるけども、組織や社会との対立という形で個人の尊厳を重んじる感覚が社会や新しい世代に格的に根づき始めたとは言えるだろう。 「今日ではほとんど常識」 伊藤整が「組織と人間——人間の自由について」と題して講演し、組織と人間を対立の構図のうちにとらえて、人間=個人の側からの絶望的とも思える抗議をしたのが評論である。『小説の認識』の中に収められている。 1953年の講演だから、問題意識としてはかなり早くに提起されたものだ。 小説の認識 (岩波文庫 緑 96-5) 作者:伊藤 整 岩波書店 Amazon 曾根博義の解説でも チャタレイ裁判

    伊藤整「組織と人間」 - 紙屋研究所
  • 京都の冷泉家から藤原定家直筆の古今和歌集の注釈書発見 専門家「国宝級だ」 【動画あり】|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞

    鎌倉時代の歌人・藤原定家が1221(承久3)年に記した古今和歌集の注釈書「顕注密勘(けんちゅうみっかん)」の原2冊が、子孫に当たる冷泉家の時雨亭文庫(京都市上京区)で見つかった。同文庫が18日、発表した。これを基にした鎌倉中期と考えられる写が、国の重要文化財に指定されている。調査に携わった専門家は「和歌研究史における重要資料の原。『国宝級』の発見だ」と評価している。

    京都の冷泉家から藤原定家直筆の古今和歌集の注釈書発見 専門家「国宝級だ」 【動画あり】|文化・ライフ|地域のニュース|京都新聞
    anatadehanai
    anatadehanai 2024/04/19
    今まで「発見」されなかった理由の方が気になる。宮内庁が調査させてくれない古墳みたいに、存在はわかっていても調査できない蔵とかあるんだろうか。