会社の中に管理していない野良クラウドシステムが横行? これが原因の情報漏えいや、データ消失、リソースのムダが大量に発生していることが調査で示された。 スピードや柔軟性を求めて企業のクラウド移行が進む中、「不正なクラウド」利用や、バックアップと復旧の複雑さ、クラウドストレージの非効率性などに起因するコストも上昇傾向にあるという。2013年1月16日に米Symantecが29カ国の3236組織を対象に昨年実施した調査結果を発表した。 それによると、クラウド利用について少なくとも検討中という組織は90%に上り、前年の75%からさらに増加した。半面、時間とコストの削減を理由に不正クラウドが導入されるケースも多かった。 不正クラウドとは「会社ITインフラの管理下にない、またはITインフラに組み込まれていないパブリッククラウドアプリケーションを事業部門が導入すること」とSymantecは定義。77%の
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