自民党の桜田義孝前五輪担当相は29日、千葉市で開かれた会合で「結婚しなくていいという女の人が増えている」と少子化問題に言及し「お子さん、お孫さんには子どもを最低3人くらい産むようにお願いしてもらいたい」と来場者に呼び掛けた。会合は、猪口邦子元少子化担当相のパーティー。 発言後、「子どもを安心して産み、育てや… この記事は有料記事です。 残り132文字(全文287文字)
京都大(京都市左京区)の卒業式が24日、市勧業館みやこめっせ(同区)であり、10学部の2876人が巣立った。恒例の仮装では、今年度話題になった人気アイドルグループ「スマップ」や白紙撤回された2020年東京五輪のエンブレムを模した恰好などに扮(ふん)する卒業生もいた。 ITベンチャーに就職する農学部の長尾紀宏さん(22)は、テニスサークルの仲…
大阪市は3日、土地信託事業の失敗などが響き、資金不足に陥った市営バス事業の経営健全化計画案を発表した。市と市営地下鉄側が貸付金・出資金計674億円の債権を放棄するとともに、地下鉄側が新たに143億円を資金注入して累積欠損金を解消する内容。市は地下鉄事業も含めて2018年度までの民営化を目指す。 市は今月に関連議案を議会に提出する。可決されれば、来年度以降に、実際の民営化に必要なバス・地下鉄事業の廃止を定めた条例案を出す方針だ。 バス事業は14年度、人件費の削減などで経常損益は2年連続の黒字(10億円)だった。しかし、土地信託事業ビル「オスカードリーム」(同市住之江区)の失敗に伴い銀行に支払う283億円の和解金が発生。資金不足比率が法定基準(20%)を大幅に上回る141%に達し、国に健全化計画の提出を義務付けられることになった。
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