昭和48年と52年に日航機が乗っ取られたドバイ事件とダッカ事件でハイジャック防止法違反罪などで無期懲役が確定した元日本赤軍メンバー、丸岡修受刑者(61)が29日午前8時過ぎ、八王子医療刑務所で死亡した。 丸岡受刑者は昭和62年、偽造パスポートを所持していたとして逮捕。ハイジャック防止法違反罪などに問われ無期懲役が確定し、宮城刑務所に収監された。 その後、心臓発作を複数回起こし、平成16年に突然死の恐れもある拡張型心筋症と診断。八王子医療刑務所で車いす生活を送っていた。このため、弁護団は19~22年に計4回、刑の執行停止を東京高検に申し立てたが、いずれも却下されていた。