無料アプリに表示される広告は、アプリのごく一部に過ぎないと思われているが、実はアプリの電力消費の大部分を占め、スマートフォンのバッテリーを消耗させている……パデュー大学の研究者がAndroidアプリ内の電力消費を調べた結果をまとめた論文で明らかになった。 Abhinav Pathak氏、Charlie Hu氏、Ming Zhang氏、3人の研究者はEprofと呼ぶスマートフォン・アプリ向けのEnergy Profilerツールを開発し、Angry BirdsやFacebook、Webブラウザなど、Androidスマートフォンで人気の高いアプリが電力を消費する様子を分析した。その結果、広告を表示する無料アプリではサードパーティの広告モジュールが最大75%を消費していることが判った。内訳は、ロケーションなどユーザーデータのトラッキングが全体の20-30% (NYTimesなど)、TCPソケット