南仏アビニョンで、公判に臨むドミニク・ペリコ被告(右から2人目)と元妻のジゼルさん(左)を描いた法廷画(2024年9月17日作成)。(c)Benoit PEYRUCQ / AFP 【9月18日 AFP】鎮静剤で当時の妻の意識を失わせ、インターネットで募った男72人にレイプさせたとして起訴されたフランス人ドミニク・ペリコ(Dominique Pelicot)被告(71)の公判で17日、同被告が初めて証言し、「私はレイプ犯だ」と認めるとともに、元妻に許しを請うた。 ペリコ被告は2011年から2020年の約10年にわたり、先月、離婚が成立したジゼル(Gisele)さん(71)の意識を鎮静剤で失わせ、インターネットで募った男らにレイプさせたり、自らレイプしたりした罪に問われている。 当局はドミニク被告の他に72人の男の関与を確認し、うち計50人の身元を特定。全員が起訴されている。50人の年齢は26