東京23区の新築マンションの平均価格は1億円を突破(2023年)。この10年でおよそ2倍にまで跳ね上がっています。 こうした中で注目が集まっているのが、建築から年数が経過した“築古(ちくふる)”の中古マンションです。 築42年の中古マンションを購入したファミリー層の事例や、購入の際の注意点をお伝えします。 (全2回の後編/前編を読む) 「首都圏情報ネタドリ!」の放送内容は、NHKプラスで配信しています↓
道南各地自慢の「とっておきのグルメ」を、中継でお伝えする「ぐるっと道南 自慢のグルメウィーク」。 15日に訪ねたのは地元で水揚げされた魚介類を加工する江差町の水産加工会社。この道30年、加工 の責任者・若山久美子さんに、かつて江差の漁師さんがよく食べていたというホッケの焼きかまぼこを 紹介していただきました。 ホッケの焼きかまぼこは昔、ホッケが取れてもたいした値がつかなかった頃に、漁師のお母さん方が漁に出る夫に持たせたりする食べ物だったそうです。いわば懐かしの味ですが、だんだん作る人も少なくなり、若山さんもかつて自分が食べさせてもらった味を思い出しながら何度も試作品を作り、6年かけて製品化したんです。 若山さんの焼きかまぼこづくり、最初のポイントは3枚におろして皮と骨をとったホッケを一晩水にさらすこと。これで魚臭さがなくなるんです。それに塩や砂糖、みりんなどを加え、すり身にして焼いていくん
阪神間のとある住宅街に建つ小さなマンション。ここで、高齢の女性たちによる、自分たち、そしてひいては後に続くかもしれない、すべての女性たちのための“実験”が始まっている。“おひとりさま”である7人の女性たちがマンションの部屋を別個に購入。それぞれの部屋を行き来し見守りあう“ともだち近居”という住まい方を選んだのだ。7人は、71歳から83歳まで、コピーライターやカウンセラー、民間企業の広報室長など“働く女性”として人生を歩み、“老い”や“ひとり”への不安や寂寥感を抱きながら、「でも、へこたれないわ」と背筋を伸ばしながら、人生を生きてきた。 いま、7人は様々な課題に直面している。病気で入院したり、認知症になったらどうするか?介護や延命治療は?お墓はどうするか?・・・誰もが“老いて生きる”上で避けて通れない試練の数々を7人はどう悩み、どう乗り越えようとするのか?励まし合い、叱り合い、笑い合い、涙し
新型コロナウイルスが感染症法上の5類に移行してからきょう(5月8日)で1年。私たち、NHK首都圏局では、コロナ禍が残した教訓と新たな感染症への備えについて考えます。この1年、皆さんの暮らしに変化があったか、街なかで話を伺いました。 ご自身の経験や感染対策への疑問など、皆さんのご意見をこちらからお寄せください。 (首都圏局/記者 古賀さくら)
連続テレビ小説「虎に翼」。 伊藤沙莉さん演じるのは、日本初の女性弁護士になった三人のうちの一人。 のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)。 このモデルになった三淵嘉子と同じタイミングで弁護士になった人が、あと2人います。 そのうち1人が、かつて鳥取県弁護士会長を務めた中田正子(なかた・まさこ)です。 その中田正子の功績を伝える活動を続けている、あおや郷土館学芸員の奥村寧子さんにいろ★ドリでインタビュー。その内容を記事にまとめました。(鳥取放送局 アナウンサー 保田一成) 日本初の女性弁護士の一人 中田正子 東京生まれの中田正子は、昭和20年に夫の実家で今の若桜町に疎開します。 その後、県庁近くで法律事務所を開き、弁護士として鳥取県内で活躍しました。 鳥取県弁護士会会長、日弁連の理事などのも担当しました。 そんな中田正子について、下の3つを中心に紐解いていきます。 中田正子と三淵嘉子
何かと与野党が対立することが多い国会ですが、このほど、与野党の有志議員が党派を超えて協力し、貧困の連鎖を断ち切ろうと、生活保護受給世帯の子どもの大学などへの進学を後押しするための提言をまとめました。何が与野党の議員を動かしたのか、また、生活保護世帯から大学へ進学した若者の苦悩を取材しました。(政治部 相澤祐子記者) 教育格差が貧困の連鎖に 平成29年度予算が成立した翌日の3月28日。大阪・豊中市の国有地が、学校法人「森友学園」に鑑定価格より低く売却されたことなどをめぐる与野党の攻防が続く中、国会内で、子どもの貧困対策に取り組む超党派の議員連盟に参加する与野党の議員およそ30人が集まりました。経済的な事情で、より高いレベルの教育を受けられないと、経済事情は改善されない。そうすると、その子どもも教育を受けられず、貧困から抜け出すことができない。教育の格差が、貧困の連鎖を生んでいるのではないか。
衆議院東京15区補欠選挙 東京15区の補欠選挙の開票結果です。立憲民主党の新人の酒井氏が、自民党が候補者の擁立を見送り、過去最多の9人の争いとなる中、日本維新の会や無所属の新人などほかの候補者を抑えて、初めての当選を果たしました。 衆議院 東京15区 補欠選挙 23時10分確定 当 酒井菜摘氏(立民・新)49476票。 須藤元気氏(無所属・新)29669票。 金澤結衣氏(維新・新)28461票。 飯山陽氏(諸派・新)24264票。 乙武洋匡氏(無所属・新)19655票。 吉川里奈氏(参政・新)8639票。 秋元司氏(無所属・元)8061票。 福永活也氏(諸派・新)1410票。 根本良輔氏(諸派・新)1110票。
「自宅にある鍵のかかった郵便受けを配達員が勝手に開けて、荷物を届ける事案が複数回ありました。どういうことか調べてほしいです」 NHKに寄せられた、こんな声。 配達員が鍵を?どうして?どうやって?いったい何が起きているのか、取材しました。 (津放送局 周防則志) 「配達員が勝手に…」防犯カメラに一部始終が 情報を寄せてくれたのは、四日市市に住む男性です。自宅を訪ねたところ、早速、問題となった郵便受けに案内してくれました。 玄関付近にあった郵便受けは、いたって普通の見た目。少し大きめのものや厚みのある届け物は入らないくらいの大きさです。鍵はダイヤル式で、開けるためにはダイヤルを正しい数字に2度合わせると開きます。 男性は最近届いた荷物の箱を使って、当時の状況を説明してくれました。 用意してくれた箱も、普通に投かんしようとすると、最後まで入りません。ただ、当時は荷物が完全に中に入った状態だったと
水道事業は施設の老朽化や人口の減少などで厳しい経営状況が続いています。これについて研究グループは、20年あまり先、赤字を避けるために必要な料金について計算した結果を公表しました。それによりますと全国の96%の事業者で料金の値上げが必要となり、値上げ率は48%にのぼるということです。水道事業をめぐる状況についてまとめました。 水道事業を巡っては各地で管路の老朽化が進み施設の更新が求められるなか、人口の減少などによる経営状況の悪化が課題となっています。 NHKは全国およそ1400の上水道事業者のデータを独自に分析しました。耐用年数を超え「老朽化」した水道管の割合は、平均で22%と10年で3倍近くに増える一方、水道管の更新を担う技術職員の数は減少していました。 2046年の水道料金 値上げ率48% 自治体の水道経営の支援などを行う「EYJapan」などの研究グループは、将来の水道料金の変動を3年
埼玉県東松山市にある「東松山ぼたん園」。関東有数のぼたん園です。4月22日(月)の首都圏ネットワーク「おでかけしゅと犬くん」では、見ごろを迎えた「ぼたん」や期間限定で楽しめる花の演出について、NHKさいたま放送局のタマちゃんも一緒にお伝えしました。 関東有数のぼたん園 東松山市にある「東松山ぼたん園」は約150種類、5000株の「ぼたん」を楽しむことができる関東有数のぼたん園です。 色とりどりの「ぼたん」が見頃! 4月22日(月)には、きれいに咲いたぼたんを見ることができました。 リハーサルの様子 黒田さん
私たちの生活に身近な「信号機」。全国に設置されているのは約20万基にのぼりますが、いま、“異変”が起きています。 各地で撤去が進み、新設の要望が通りにくくなっています。また、更新の目安を超えて運用されるケースも増加しています。 交通安全の「要」と言える信号機に、何が起きているのでしょうか。 (千葉放送局記者・池田侑太郎) 老朽化の信号機 更新を先延ばしに 2024年2月、千葉県市川市の県道の交差点で行われていたのは、信号機を更新する作業です。 古くなった赤・青・黄色の「灯器」や、点灯の調整を行う「制御器」などが新品に取り替えられました。 信号機の「制御器」 この制御器、設置されたのは25年前。しかし、国が故障の確率などから定めている更新目安は「19年」です。5年余り更新を先延ばしして、運用されていました。 作業員 なぜ? 更新先延ばしの背景は 千葉県内にある信号機は約8500基。このうち、
新宿と多摩地域や神奈川を結ぶ2つの私鉄「京王」と「小田急」。いま「動画対決」を繰り広げています。そのきっかけは、FC東京と今シーズン昇格したFC町田ゼルビアの、サッカーJ1での初対決が実現したことです。それぞれのチームの本拠地への最寄り駅であり、パートナー企業となっている両社。試合はあさって(4月21日)、味の素スタジアムで行われますが、この試合を盛り上げようという試み。勝つのは果たして、どっち? 試合の関連記事はこちらからご覧いただけます。 YouTubeの「京王電鉄公式チャンネル」より “東京対決を盛り上げたい”ライバルが手を取り合って 動画は京王電鉄の公式チャンネルに投稿されています。 FC東京とFC町田ゼルビアの試合はあさって(21日)、東京・調布市の味の素スタジアムで行われますが、それぞれパートナー企業となっている「京王電鉄」と「小田急電鉄」がいわばライバルの垣根を越えて手を取り
東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故から13年。このほどNHKが茨城県に行った情報公開請求で、事故当時の住民の避難をめぐる「文書」の存在が明らかになった。文書の日付は2011年3月16日。 大勢の福島県の住民が原発周辺から避難しているさなか、茨城県は福島県に対し「避難が要請されていない住民には、個別自動車による避難をできるだけ抑制されるようお願いします」と要請していた。 “避難の抑制”を求める文書はなぜ出されたのか。その背景に迫った。 発端は耳を疑うような情報 震災と原発事故から10年余りが経過した頃、私はある取材先から、驚くような話を聞いた。それは、原発事故の状況が悪化の一途をたどり、福島県内から大勢の住民が県内外へ避難を行っていたさなか、茨城県が福島県内の報道機関に対して「茨城県に来ないよう呼びかけてほしい」と要請していた、というもの。 そもそも、あの事態の中で茨城県がその
うそのカウントダウンタイマーや、在庫が少ない、需要が高いなどの表示。 画像では、カウントダウンタイマーや「今だけ」の表示で焦らせて「今買わなければ」という気持ちに追い込んでいます。 今回私たちは、企業の間ではダークパターンがどのように認識されていて、どのような対策を取っているのか、現状を把握するために独自にアンケート調査を行いました。 調査は、武蔵野美術大学の長谷川敦士教授の監修のもとで行い、ダークパターンが使用されることの多い6つのジャンル(ネットショッピング、旅行予約サービス、飲食店予約サービス、動画配信サービス、音楽配信サービス、電子コミック配信サービス)について、利用者の多い5つのサービス、あわせて30のサービスを対象にしました(利用者数については、ニールセンとICT総研の調査を元にしています)。このうち、16のサービスの運営企業から回答がありました(回答率は53%)。 回答した企
先日、再開発に携わる関係者から注目を集めた決定が裁判所から下されました。東京・練馬区にある西武池袋線の石神井公園駅前で進められている再開発事業について、一部地権者の申し立てに基づき、東京地裁が一時的に土地の明け渡しを停止する決定をしたのです。異例ともいえる決定が出された現場はどうなっているのか?早速、現地に向かいました。 ※私たちは「不動産のリアル」と題して、各地の不動産事情を取材しています。 皆さんの体験や意見をこちらまでお寄せください。 これまでにお寄せいただいた投稿は、首都圏ネットワークでお伝えしました。 4月9日の午後7時までNHKプラスで配信しています。 (首都圏局 不動産のリアル取材班/記者 牧野慎太朗) 現場は、西武池袋線の「石神井公園駅」前の商店街に面した一角にありました。 約6000㎡ある再開発エリアには、雑居ビルが建ち並び、ラーメン屋や居酒屋などの看板が掲げられています
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