復刻プロジェクトによって再び日の目を見たガトーひふみのアップルパイ(由乃由提供)この記事の写真をすべて見る 熟練職人が、若手へ秘伝のレシピを教えてアップルパイが完成した(由乃由提供) 酸味が強く、香りが良いりんご「紅玉」を使い、外はパリパリ、中はふんわりと焼き上げたアップルパイ。明治時代にパン屋として創業し、2014年、後継者が見つからずに閉店した京都・伏見の洋菓子店「ガトーひふみ」の看板商品が、16年6月、インターネット通販で復活した。 同店の菓子職人が戦後、アメリカから持ち込まれたレシピを改良して完成させたアップルパイは地域の人々に愛され、数千人の熱烈なファンがいたという話もある。閉店により、一度はその味が失われたが、「熟練の職人が作り上げた“地域のお宝”を受け継ぎたい」という若手職人らの「復刻プロジェクト」により、再び日の目を見たのだ。 全国的には知られていなくとも、子ども時代や若か
![後継者不足で失われた伝説のアップルパイ… 「復刻プロジェクト」が技術や伝統を救う | AERA dot. (アエラドット)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3fdc0aaba00075a582d04448317c94d863a47ef4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Faeradot.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Fe%2F6%2F1200xm%2Fimg_e6eac23e1bdfed88d5529202405a06c545186.jpg)