全国で最初の民間天文台 倉敷天文台は大正時代、原澄治氏により創設されました。 当時は官立の天文台しかなく、一般の人は望遠鏡を覗くことができませんでした。 そこで京都大学教授の山本一清博士が設立した天文同好会の岡山支部長、水野千里氏により 晴天日数の多い岡山で天文台設置運動が興り、大正15年(1926年)、 イギリスより購入した32cm反射望遠鏡(鏡はカルバー研磨)の設置により誕生したのが倉敷天文台です。 現在でも地域の人々に天文一般知識普及活動を無料で行い、月に一回の天体観望会を実施しています。