環境省がプラスチックごみ削減に向け、買い物の際に配られるレジ袋の有料化を義務付ける方針を固めたことが11日、分かった。関連法の改正を視野に、具体策を中央環境審議会で議論する。
旧ソ連の研究引き継ぐ 福岡市のバイオベンチャー「MUSCA(ムスカ)」がイエバエを使い、家畜の排せつ物や食品残渣(ざんさ)などの有機廃棄物を1週間で分解して肥料にし、同時に動物性たんぱく質飼料も作る「昆虫技術(Insect Technology)システム」を開発した。今年度中にこのシステムを使ったリサイクル事業の実用化と量産体制構築を目指している。同社の暫定CEO(最高経営責任者)に7月就任した流郷綾乃さんは「昆虫の力で、食糧危機に終止符を」と意気込んでいる。 社名のムスカは、身近にいる代表的なイエバエの学名から取った。45年間で1100世代の交配を繰り返して改良を続けた「エリートのイエバエ」を活用する。家畜糞尿(ふんにょう)にイエバエの卵を置き、ふ化した幼虫が出すさまざまな酵素で有機肥料化する。育ったイエバエの幼虫は良質な動物性たんぱく質として飼料の原料になる。
原発事故の影響で試験的な漁が続けられている福島県沖では、震災前に比べてヒラメがおよそ8倍、ナメタガレイがおよそ7倍と、資源量が増えていることが県の調査でわかりました。県は豊富な資源を漁業の復興につなげるため、販路の回復を支援することにしています。 それによりますと、去年1年間の平均の資源量は、震災前の5年間の平均と比べてヒラメがおよそ8倍、ナメタガレイがおよそ7倍と大幅に増えていたことがわかりました。 大きさもヒラメの場合、震災前は体長40センチ前後がもっとも多かったのに対し、おととしのデータでは50センチから60センチが多く、大型化しているということです。 福島県沖では、原発事故の影響で回数や海域を限定した試験的な漁が行われていることが、資源量の増加につながっていると見られています。 一方、福島県沖の魚介類を対象にした県の放射性物質の検査で国の基準を超えたものは平成27年4月以降出ておら
海外で話題に上がっていた映像は、株式会社環境アセスメントセンター西日本事業部の代表取締役でもあり科学者でもある池田満之氏が作り出した人工肉の映像。 これは、下水汚泥の再利用を目的として作られたもの。昔から人糞は畑の肥やしと言われているように、たんぱく質が多く含まれている。そこに着目した池田氏はバクテリアを滅菌処理し、大豆を使い肉状のものに加工することに成功したのだそうだ。 ソース:Solution to the Global Food Crisis – Let them eat TURD BURGERS!? お味の方は牛肉に近いそうで、カロリーも実際の肉よりも押さえられるため、低カロリー高栄養であるという。コストの方も大量生産化されれば、市場に出回っている肉と同じくらいの値段に抑えられるそうだ。ただしネックとなっているのは、やはりもともとが人間の排泄物であるという点で、この抵抗感を払拭する
今月、神奈川県の海岸に打ち上げられたシロナガスクジラの赤ちゃんについて専門家が調べた結果、胃の中からプラスチックが見つかったことがわかりました。専門家は「母乳しか飲んでいないクジラが誤って飲み込んでしまうほど、海にプラスチックが浮いていることが推測できる」としています。 国立科学博物館などの専門家が詳しく調べた結果、胃の中から折り畳まれた状態で、3センチ四方ほどの大きさのプラスチック片が見つかったということです。 専門家によりますと、このクジラは母乳しか飲んでいない時期だったと推定され、餌をとろうとして飲み込んだのではなく、泳いでいる間に誤って飲み込んだと見られるということです。 見つかったプラスチック片は死因とは直接の関係はないと見られるものの、プラスチックによる海洋汚染の広がりを示す事例だとしています。 国立科学博物館動物研究部の田島木綿子研究主幹は「年間100件くらい生物を調査をして
【ジャカルタ=一言剛之】ニュージーランド(NZ)政府が、日本から輸出される中古車にカメムシが紛れ込まないよう殺虫処分などの対策強化を迫っている。外来種のカメムシがキウイフルーツなどの農産物に被害をもたらすことを警戒しているためだが、輸出コストの膨らむ日本の業者は困惑している。 NZは今月9日、日本から輸出される自動車や建設機器などを対象に9月以降、果樹などを荒らすクサギカメムシの駆除などを義務付ける方針を示した。きっかけは2月、日本から出港した、中古車などの自動車運搬船4隻で大量のカメムシが見つかったことだ。カメムシは冬眠のため秋冬に自動車内に入り込みやすい。 キウイフルーツやリンゴ、ワイン用ブドウなどの生産が盛んな農業大国のNZは、カメムシが持ち込まれて国内で繁殖すれば「農業に甚大な被害が生じる。生態系にも影響を及ぼしかねない」と懸念を強めている。
「スターバックスがプラスチックストローを廃止する」というニュースが話題ですね。 www.asahi.com バーミヤンとかの「すかいらーく」グループも廃止するとか。 プラスチック製の使い捨てストローの大量消費が 海洋汚染に繋がっているのが理由らしいぞ。 うん?なんでプラスチックが海洋汚染になるのか? それは 「プラスチックが紫外線や波の力とかで細かく分解されて除去不能なマイクロプラスチックになるから」 海漂い、環境壊すごみ マイクロプラスチック:知るコレ!:中日新聞(CHUNICHI Web) 世界中に計5兆個、重さで27万トンのプラスチックが海の中にあるらしい。 マイクロプラスチックをプランクトンが取りこむ →小さい魚がプランクトンを食べる →大きな魚が小さい魚を食べる →大きな魚を人間が食べる →人間の体に大量のマイクロプラスチック という流れ。 う~ん。教科書のような生物濃縮。 じゃ
「水質に悪影響」理由だが、専門家は「水質は汚れない」 公営プールで日焼け止めクリームを使うことができるか自治体間で対応が割れている。毎日新聞が20政令市に尋ねたところ、半数が「水質に悪影響が出る」との理由で使用を禁止していた。一方、専門家は「日焼け止めクリームを使用しても水質は汚れない」と指摘している。 千葉市は九つの市営プールのうちレジャー型プール1カ所のみ「水に入る前に落とす」を条件に日焼け止めクリームを塗ることを認め、他の8カ所では使用を禁じていた。しかし、熊谷俊人市長のツイッターへの「見直してほしい」という市民の投稿をきっかけに今シーズンから使用を全面解禁に。6月末のプール開き以降、水質への影響は確認されていないという。
名古屋市のカフェでは、ガラス張りのショーウインドーにある飲み物の食品サンプルが溶け、連日の厳しい暑さの影響とみられています。 飲み物のカップはやや傾けて展示されているため、まるで飲み物がこぼれ落ちるように食品サンプルが溶けて垂れ下がっています。複合施設は大きな吹き抜けで屋外とつながっていて、店では「連日の暑さで溶けたのではないか」と話しています。 愛知県にある食品サンプルメーカーによりますと、外に面したショーウインドーの内部の温度は、夏には60度近くにまで上がり、塩化ビニールやシリコンなどを原料にしているサンプルが、膨張したり溶けたりすることもまれにあるということです。 名古屋市は連日猛暑日が続き、最高気温は5日は39度9分、6日も39度4分を観測しています。
東日本と西日本を中心に6日も気温が上がり、岐阜県下呂市金山で午後2時すぎに41度ちょうどに達しました。各地で命にかかわる危険な暑さとなっていて、熱中症に厳重に警戒してください。 気象庁によりますと、岐阜県下呂市金山で午後2時すぎに41度ちょうどを観測しました。 このほか午後2時までの最高気温は、 ▽名古屋市で39度4分 ▽山梨県甲州市で38度4分 ▽広島市と福岡県久留米市で37度3分 ▽岡山市で37度ちょうど ▽大阪市と徳島市で36度5分 ▽東京 青梅市で35度8分など、広い範囲で猛暑日になっています。 連日、各地で命に関わる危険な暑さが続いていて、熱中症とみられる症状で病院に搬送され死亡する人も相次いでいます。 日中の運動は控えるほか、室内ではためらわずに冷房を使い、こまめに水分を補給して塩分も不足しないようにするなど、熱中症に厳重に警戒してください。 特に豪雨の被災地では、環境の変化や
伊藤忠彦副環境相のツイッターへの投稿。「EM菌団子を半田運河に投入しました」と書き込んでいる=ツイッターから 20年以上前から水質浄化などに効果があると宣伝されながら、科学的な裏付けがないと指摘される「有用微生物群」(EM菌)について、伊藤忠彦副環境相(54)=自民、衆院愛知8区=がフェイスブックやツイッターに「(イベントで)運河に投入した」と投稿したところ、研究者を含む多くの人から批判が寄せられ、伊藤氏は一部の投稿を削除した。 EM菌は1990年代に琉球大教授(当時)が有用性を提唱したが、2016年2月、当時の丸川珠代環境相が国会で「水質浄化に効果があるとの科学的検証データを承知していない」と答弁している。伊藤氏は毎日新聞の取材に「恥ずかしいが、過去の対応を知らなかった」と釈明した。
西日本を中心に広い地域を襲った平成30年7月豪雨は、200人を超える犠牲者を出した。その直後から続く連日の猛暑は被災地の復旧作業を困難にしており、熱中症による死亡者も各地で続出している。亡くなった方々に心よりお悔やみ申し上げるとともに、被災地の一日も早い復旧をお祈り申し上げる。 この頻発する異常気象に対して、SNSを眺めると、一方では「これだけのことが起きているのに、なぜ日本のメディアは地球温暖化(気候変動)のことをもっと言わないのか」という声が、他方では「こういうことがあると非科学的に何でも地球温暖化と結び付けて煽る人が出てきて困る」という声が聞こえてくる。いつもの構図だ。 筆者自身は、西日本豪雨に際していくつかのメディアからコメントを求められ、基本的には、「今回生じた気圧パターンを前提とするならば、地球温暖化による水蒸気の増加が豪雨を強化させたことは明らかである」こと、「地球温暖化が進
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