上/これ、みんなマジックカットを採用した商品です。下/たとえばワサビの小袋の場合、1ミリ間隔にジグザグに穴があり、1辺に約50個×3列。これが表と裏あるので、ワサビの小袋1袋につき、全部で300個くらいの穴がある計算になる。 「マジックカット」「Magic Cut」「どこからでも切れます」……英語、カタカナ、マークなど、表記や字体はいろいろ。醤油やワサビなど調味料の小袋から、詰め替え用シャンプーまで、いま私たちの生活の中には、ありとあらゆるところに「マジックカット」がある。 実はこれ、旭化成パックスが登録商標をとった特許技術なのだが、いつどんなふうに生まれたのか。旭化成パックスを訪ねると、フィルム事業部の伊藤さんと商品開発本部のグループ長・松下さんが対応してくれた。 「特許をとったのは20年くらい前なんですが、12〜13年前から『自分たちだけの技術では広まらないから』と、ライセンスをよそに
![どこからでも切れる「マジックカット」誕生秘話 (2005年7月15日) - エキサイトニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/618067a86dbf0a19406421ec4baff1c529adf16a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs.eximg.jp%2Fexnews%2Ffeed%2Fextnews%2Fextnews_magic0715.jpg)