本日、EUサミットが行われるようですが、ギリシャ救済の行方が注目される。 「ギリシャ救済を協議へ=11日に臨時首脳会議-EU」 >首脳会議には欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁も参加 「トリシェ総裁がオーストラリアでの会議を早く切り上げて欧州に向かった」という報道で、ギリシャ救済に向けて何らかの対策が打ち出されるのでは、といった期待観測が出てきた模様。 ただ裏を返すと、今後「救済しない方向性」が明確になった場合、ユーロは急落懸念に包まれる事になる。 「PIGS危機」と捉えるマーケット 最近では金融市場の話題をターミネート状態のギリシャ危機。 >「ECBの出口戦略に影落とすギリシャ危機」 ECBは、リーマン後の2008年秋に担保対象を拡大。 トリプルB以上(BBB-)の国債が担保対象に入った事から、ギリシャ国債(BBB+)は延命されてきた、という事になる。 さらには、その担保基準が延長され